漫画家､諫山創さんプロフィール！｢進撃の巨人｣舞台は故郷､大分･大山町[情熱大陸]

テレビ番組、「情熱大陸」（毎週日曜日23時00分～23時30分）で、

2018年11月18日に

【諫山創/『進撃の巨人』ついに終焉へ…物語の最後に描くものとは!?】

という特集があります。

巨人が、人間を次々と喰いちぎっていく・・・という残酷で強烈な描写と

独特な世界観で大きな衝撃を与えた人気漫画「進撃の巨人」の漫画を描く、

諌山創さんが出演されます。

はじめてテレビ放送で見た時の衝撃は、私も覚えています。

夜中で、しかも怖いものは苦手な私ですが、

ストーリー、次はどうなる？

といつも引き込まれてみていました。

今回の放送では、その漫画家の諌山さんが登場されます。

ご本人のこと、作品作りのことが気になり、調べてみましたので紹介します。

是非最後まで読んでいただければ幸いです。

漫画家、諌山創さんのプロフィールとは？

2002年のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ　vs　ボブ・サップの試合を見て以来、

格闘技を観戦するのが趣味だそうです。

作品の中で格闘技の技や実在する格闘家をモデルとしたキャラクターを

描写する事がある！そうです。

ももいろクローバーZメンバーの玉井詩織さんが

テレビ番組「ももクロChan」で書いたイラストを元にした巨人が

2度作品中に登場しているとか。

小学生時代にサッカークラブに入っていたそうですが、

そのころに抱いた劣等感を持ったそうです。

その後の自身の人格形成に影響を及ぼしたといわれています。

漫画の師匠は佐藤友生さん。

尊敬している漫画家・著名人は、弐瓶勉さん、皆川亮二さん、

三浦建太郎さん、新井英樹、三峯徹さん。

最も影響を受けた漫画は、皆川亮二さんの『ARMS』で、

ナノマシンを投与された主人公たちが変身して独自の能力で戦うなど

「進撃の巨人」とは類似点も多いそうです。

実家は梅の栽培農家で、父親に漫画家を目指すことは反対されましたが、

小学校からの夢をかなえるべく、漫画家を目指して努力されます。

2014年には地元の大分県大山町で実家の梅を使用した

「進撃の巨人キャラクターラベル梅酒」が販売されました。

過去の漫画での受賞歴は？

2006年に講談社のMGP（マガジングランプリ）に『進撃の巨人』で佳作を受賞。

2008年、「HEART BREAK ONE」で第80回週刊少年マガジン新人漫画賞特別奨励賞

また同年、「orz」で第81回週刊少年マガジン新人漫画賞に入選を受賞。

同作で『マガジンSPECIAL』によりデビューを果たしました。

2009年から『別冊少年マガジン』にて『進撃の巨人』の連載を開始します。

2011年、『進撃の巨人』で第35回講談社漫画賞少年部門を受賞。

ハリウッド版実写映画化が決定した「進撃の巨人」！

物語の舞台は・・・

人食いの巨人が地上をのし歩きまわります。

残されたわずかな人類は、大きな城壁の中で怯えて暮らす世界だったのですが、

大型巨人の出現で壁が崩され、巨人と人間による生き残りをかけた壮絶に闘いあう・・・

というストーリーです。

実は、この進撃の巨人は海外においても漫画・アニメともに絶大な人気を誇っています。

監督は「IT／イット“それ”が見えたら、終わり」のアンディ・ムスキエティ監督が

指揮を執り、ハリウッド版実写映画化することが決定しました。

アルゼンチン生まれのアンディ・ムスキエティ監督は、

現在もっとも注目されているホラー映画監督の一人です。

制作は「ハリー・ポッター」シリーズや「ゼロ・グラビティ」の制作も

手がけてきた制作スタジオのヘイデイ・フィルムズ。

製作・配給は、ワーナー・ブラザースだそうです。

さらに俳優マシ・オカさん（ドラマ「HEROES／ヒーローズ」に出演）も

プロデューサーとして携わることとなっています。

「進撃の巨人」の世界観は故郷の大分県大山町の風景から生まれた？

子どもの頃は、壁のように高い山々に囲まれた大山町を窮屈に思ったそうです。

というのは、大山町は日田盆地の中にあります。

この日田盆地は、大分県と福岡県の県境近くの内陸部に位置し、

周囲を1,000m級の山々に囲まれているのです。

その心境は、まさに進撃の巨人の真髄だと思います。

「いつかこの壁の外に出て広い世界にでたい」という思いが、

漫画を生みだしました。

進撃の巨人を作るに至ったこの町に、今の漫画アニメのブームがあるうちに、

何か恩返しができないものかと、考えている諌山さん。

過去には、描き下ろし原画ラベル特製化粧箱入り梅酒などを販売されているようですが、

今後のご活躍も期待されますね。

最後に

いかがでしょうか。

大分の大山町（日田市）が根底にあり、そこからインスピレーションを得て描かれた

人気漫画の「新劇の巨人」。

確かに、大人の目から見ても、当地の山はとても高く、

囲まれている感覚は分かる気がしました。

「いつか外に出てみたい」「自由になりたい」という思いを大切にし、

それを忘れることなく、また10年もの間連載漫画を描かれている諌山さん。

常にプレッシャーの中で何かを生み出す作業は、筆舌し難い努力の連続だと思います。

諌山さんのように若く、創造性あふれる漫画家の方たちが、

今後もご活躍され、私たちにもたくさんの情報、感情、学び、創造などを次々と

提供し続けてくれることを、今後も心より応援していきたいと思います。