家庭菜園でよく作っているいちご。
赤くて可愛く、また家の中に良い香りを運んでくれます。
カナダ・ケベックでも冬が明ける5月以降は、町のいたるところで露地販売され、
長い冬が終わり、春が来ることがうれしく感じる瞬間でもあります。
今回は、その美味しくて可愛い「いちご」について、興味があり
調べたことをまとめて紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです
赤くて可愛いいちごの基本情報は?
いちご(イチゴ/苺)とは、バラ目バラ科イチゴ属に属する
多年草の植物(学名:Fragaria var.ananassa)です。
学名の「Fragaria」は香りのある、「ananassa」はパイナップルの、
という意味だそうです。
「和名:オランダイチゴ」といい、
英語:strawberry、フランス語:Fraiseと記載します。
そのまま生で食べたり、加熱など加工したりして食します。
同じバラ亜科で似た実をつける、キイチゴ属 (Rubus) やヘビイチゴ属 (Duchesnea)
を含めなどを総称で「いちご」と呼ばれることもありますが、
今回は、一般的に流通している「いちご」:オランダイチゴについて説明します。
葉は、3小葉からなる複葉で、長柄があり、葉柄や葉の裏面には毛を持ちます。
各小葉は長さ3~6㎝、幅2~5㎝、辺縁に鋸歯があります。
直径3㎝ほどの白色花をつけ、花期後に花托が肥大し、多肉質円錐形になり、
その表面に痩果(そうか)が並びます。
花托は、芳香が強く、紅~赤く熟します。
開花期は3~5月で、開花から約一ヶ月で収穫が可能になります。
実は・・・いちごの「実」は、赤い可食部にある小さいツブツブの部分であり、
赤い部分はめしべの土台となる「花托」と言われます。
そのため、可食部=実ではありません!
言い換えれば、いちごを1個食べるだけで「果実を一気に何百粒も食べている!」
ことになります。
日本において苺は「野菜(果実的野菜、果菜とも)」に分類されているそうです。
イチゴは温暖な気候で育ち、日射しを好みますが、乾燥に弱い植物です。
比較的栽培しやすい野菜で、家庭菜園、露地栽培でも作られているが、
近年ではハウス栽培で多く生産されています。
1月15日は、「いちごの日」だそうです。
一昔前は、東日本では、栃木県の「女峰」と
西日本では、福岡県の「とよのか」が有名でした。
近年は、「とちおとめ」、「あまおう」「さがほのか」「紅ほっぺ」が人気で、
関東・九州だけでなく、全国各地でご当地ブランドとしてイチゴを生産しており、
数々の美味しいイチゴが話題となっています。
甘いいちごの旬はいつ?
いちごは一番美味しく熟してから収穫されるため、
収穫時期と出荷時期はほぼ同じだそうです。
ハウス栽培や露地栽培などでいちごの収穫時期が変わりますが、
一般的な露地栽培でいえば、3~4月頃が美味しく食べられるといわれています。
美味しいいちごを、さらに楽しむおすすめは?
2つおすすめがあります。
一つ目は、へたを食べる直前にとることです。
栄養効果抜群のいちごをそのままの栄養を丸ごと食べたいときは、
生でへたが付いたまま水洗いしましょう。
こうすることで、へたと取り除いて水洗いした後のいちごのビタミンC量に比べて、
より多くのビタミンをとることができるでしょう。
二つ目は、いちごは先端をもって、口に入れましょう。
いちごは果実の先から熟すことから、尖った先端の糖度が高くなります。
そのため、へたを持ち、そのまま口に運ぶと思いますが、
このへたを食べる直前にとり、へた側から口に入れると・・・
舌先にいちごの先端側がくるため、甘みをさらに感じる!そうです。
最後に
いかがでしょうか。
へたを直前にとり、食べる向きを変えるだけで、
さらに栄養満点で、美味しく味わえることはうれしいですね。
見た目も可愛く、美味しく、かつ香りのよいいちご。
今年も合計何十粒のいちごを食べるのでしょうか・・・楽しみです。
今回の記事では、いちごの基本情報や美味しい食べ方について紹介しました。
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参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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