テレビ番組「ザ!世界仰天ニュース」(毎週火曜日21時00分~21時54分)で
2018年11月27日に
「小さな命の奇跡スペシャル!!」が特集されます。
その中の一つのコーナーで、
「電車で破水!?柏駅で奇跡の緊急出産! 電車内で破水してしまった妊婦さん。
彼女は一体どうなる!?」とあり、
気になってこのニュースを調べてみました。
そこで今回は、このニュースのことについて紹介したいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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電車で破水!?柏駅で奇跡の緊急出産!のニュースとは?
これは、実話です。
それは、2018年1月19日13時30分頃、
千葉県内を走るJR常磐線の車内での出来事です。
その日、都内の病院に入院中の最上都寿美(つづみ)さんの四男4歳は、
久しぶりの外泊許可が出ました。
そこで最上さんと四男は、電車で茨城県取手市の自宅に帰るため乗っていたそうです。
電車は松戸駅を発車してすぐで、それほど混雑はしていませんでした。
松戸駅から、次の停車駅の柏駅までは約8分、扉は開きません。
優先席には、最上さんたちと、一人のお腹の大きな20歳代の妊婦さんが座っていそうです。
ふと、隣の女性が気になり目を向けると、顔を赤くして手すりにつかまっていたそうです。
女性の様子がおかしい・・・ととっさに感じた最上さん。
「大丈夫ですか?」と声をかけました。
すると・・・女性から思わぬ返事が返ってきたそうです。
「陣痛が来ちゃいました」
実は、妊婦さんの行きつけの産科は柏駅付近。
「柏で降りて病院に行きます」と妊婦さんは苦しみながら話したそうです。
実は、陣痛が来たことを感じた妊婦さんは、電車内で何とかこらえていたようです。
松戸駅出発直後は、話もできていたそうですが
柏駅をつくころには女性は座っていられないほど苦しみ出したそうです。
そして、腰をおさえるように体を反らせ、「破水しちゃいました」と言葉を絞り出しました。
電車が柏駅のホームに滑り込むと最上さんはいったんホームに出て
「発車しないで止めて!」と叫び、電車を止めました。
すぐ車内へ戻ると、バスタオルの上で横座りしていた女性は「もうダメです」と
床に横たわり、ズボンを下ろし始めました。
幸いにも病院帰りということで、
四男のバスタオルやタオル類を持ち合わせていた最上さんは、
1枚を取り出し女性の体の下に敷き、
別のタオルを近くの女性客にも渡して周りから見えないように持ってもらったそうです。
5人をお産した経験、元看護助手の最上さんでしたが、
他の方のお産に立ち会ったことはありませんでした。
しかし、最上さんは覚悟を決めます。
「赤ちゃんはここで生まれる。なんとかしないといけない」
「もう生まれる」と女性が言うと、赤ちゃんの頭が「ポン」と出てき、
最上さんが慌てて頭に手を添えると、体もするりと続いて出てきたそうです。
駆けつけた駅員さんから毛布をもらい、赤ちゃんを包んで抱き上げると、
赤ちゃんは足をバタバタとさせて「オギャー」と泣き声を上げたそうです。
「生まれましたよ。元気そうです」と伝えると、女性はほっとした様子でうなずいたそうです。
後日談として、最上さんは語られています。
「お母さん(妊婦さん)自身が冷静でいてくれたから、
私も取り上げることができました。尊敬しています」と話されました。
また、最上さんの4男君は、座席にきちんと座り、黙ったまま、
出産の様子を見つめていたそうです。
また、赤ちゃんが生まれるまでの間、周囲の乗客が駅員に緊急事態を伝えたり、
救急車を呼んだりと、「連係プレー」が繰り広げられたそうです。
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最後に
いかがでしょうか。
偶然が重なった今回の電車内出産ですが、最上さんの機転の利く対応、
プライバシーの配慮、緊急時対応など、とっさの判断でここまでできるのは驚きです。
赤ちゃんや出産したお母さんはご無事だったということもなによりです。
今回のニュースから、いざという時にどう行動すべきか、
覚悟を決める大切さを学びました。
このような出来事に遭遇すること自体稀ですが、
自分・家族を含め、他の人が助けを求めている時に動ける行動力、臨機応変さを
身につけたいと思いました。
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