こんにちは。
日本人が愛してやまない豆腐。
気軽に美味しく食べられ、しかも手頃な値段!
無くてはならない、栄養満点の食材です。
私が住む海外でも、最近は色々な種類の豆腐がスーパーマーケットに並んでいます。
以前は、とても堅い、「これ、豆腐じゃなくてチーズ?」
といってもいいほどのものばかりでした。
「TOFU」としてスーパーにあり、
それを見て、「それ、豆腐じゃない~!」とぼやいていましたが、
最近は日本で購入できる木綿豆腐や絹豆腐のような硬さの豆腐まで・・・
嬉しいことに見かけるようになりました。
実は、この豆腐が海外でみられるようになったのは、
日本人営業マンの悪戦苦闘があったから・・・
ということを知りました。
そこで、今回はその気になる方のプロフィールと経歴などについて
紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
豆腐を海外に広めた日本人のプロフィールは?
その日本人の名前は、「雲田 康夫(くもだ やすお)」さんです。
1941年 樺太出身。77歳。
27歳のころにご結婚され、2人の子供の父親です。
アメリカ カリフォルニア州レドンドビーチ市在住です。
雲田 康夫さんの学歴・経歴は?
<学歴>
1966年青山学院大学 法学部卒業。
<経歴>
同年に森永乳業株式会社に入社。
1970年代初頭のスーパーマーケット台頭により、
同社の牛乳販売は不振になりました。
そこで目を付けたのが健康ブームに沸くアメリカ。
アメリカをターゲットに販路を拡大することを目的に
1985年に単身渡米し、
現地法人Morinaga Nutritional Foods, Inc.(MNF)を設立し、
社長に就任しました。
以後幾多の失敗を繰り返し、悪戦苦闘が続きます。
1993年、当時クリントン大統領の妻ヒラリー・クリントン夫人が、
ある番組で話した豆腐の話をきっかけに豆腐に注目が集まりはじめ、
以後全米から注文が殺到するようになりました。
それ以降、アメリカの豆腐市場の形成に尽力し、
「Mr.Tofu ミスター豆腐」と
呼ばれるようになったそうです。
2008年第3回日本食海外普及功労者表彰事業農林水産大臣賞を受賞されました。
現在は、中京大学国際英語学部客員教授、日本食文化振興協会理事長をされています。
著書に「豆腐バカ 世界に挑む」(光文社)、
「売れないモノは俺に任せろ!」(光文社)があります。
最後に
いかがでしょうか。
今でこそ日本食ブームで色々な食材や料理が世界各地で広まっていますが、
やはり受け入れられるまでの道筋は
並大抵のことではなかったのが時系列でわかりました。
文章にしてしまえば簡単ですが、
ご本人、ご家族の方は本当に苦労されたかと思います。
先人たちの努力・知恵・苦労を無駄にせず、
私たちも何か誇れるものを世界に発信していければ・・・
と考えさせられる機会になりました。
次回は、ミスター・豆腐、雲田康夫さんの
アメリカでの奮闘記について紹介したいと思います。
豆腐が売れ始めたきっかけは、
「豆腐シェーク」と「ヒラリー・クリントン」だそうです!
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