テレビ番組「満天☆青空レストラン」(毎週土曜日18時30分~19時00分)で
2018年12月22日に
【こんな旨い漬け物があったのか!秩父名物・しゃくし菜漬け】が放送されます。
食べ出したら止まらない!
旨すぎる「しゃくし菜漬け」って?
たらし焼き、油炒め、玉子とじ、さらにピザまで?
ということで、食いしん坊の私としては、見逃せない話題!
この「しゃくし菜漬け」、
ほどよい甘酸っぱさとシャキシャキ感がたまらない!そうです。
想像するだけでも・・・唾が・・・
早速、この「しゃくし菜漬け」について調べてみましたので
紹介したいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
[the_ad id=”616″]
「しゃくし菜漬け」とは?
このしゃくし菜漬けの食材は、正式名称、「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という
野菜が使われています。
この雪白体菜のことを、埼玉県秩父地方では、
「飯じゃくし(しゃもじ)」に似ているということから
「しゃくし菜」と呼んでいるため、
このしゃくし菜を使った漬物のことをしゃくし菜漬けとよんでいます。
しゃもじな、おたまな、へらな、たいな、ゆりな等々、様々な呼び名もあります。
秩父地方は標高が高く、冬の寒さが厳しい典型的な内陸気候です。
土が粘土質や石間のため、土壌の関係上、根の長い野菜が育ちにくいこともあり、
昔から、しゃくし菜が盛んに栽培されてきたそうです。
8月下旬から9月上旬に種まきをし、
10月末から12月の初め、霜が降る頃になると収穫して樽に漬け込みます。
タネ播きが適期より早いと病害虫が多くなり、遅いと株が小さくなるため、
同じ秩父地方でも、標高の高い場所での栽培は9月1~7日、
低い場所では9月8~15日と決められて播き、段々畑などで育てられそうです。
寒さが厳しい秩父谷に適した野菜であり、漬物などの保存食として、
昔から秩父に住む人たちは、
家族が一冬中食べられるだけのし ゃくし菜を1株1株丁寧に収穫し、清水で洗い、
大きな樽に丁寧に塩を加えながら、手作業で並べて漬け込んだと言われています。
各家庭でしゃくしな漬を作るため、それぞれの家庭の味があります。
樽には醗酵菌が住みついており、樽で漬けたしゃくし菜は乳酸菌を多く含み、
美味しく身体にも良い醗酵食品へと姿を変えていきます。
雪白体菜を漬物にすると歯切れがよく、乳酸発酵が進んだ古漬けになると
べっこう色になって、風味も増します。
さらに、油で炒めても、まんじゅうやおやきのあんにしても
食べて美味しいため、地域の人から愛され続けているのです。
美味しく食べるしゃくし菜漬のおすすめレシピは?
しゃくし菜漬けのたらし焼き(秩父地方 こじゅうはん)
秩父地方の方が、農作業の合間に食べたといわれる郷土料理で、
溶いた小麦粉をたらして焼くため「たらし焼き」の名前がつきました。
<材料>(4人分)
しゃくし菜漬け 200g
小麦粉 200g
ごはん 300g
ごま油 適量
しょうゆ 適量
水 250ml
トウガラシ 適量
<作り方>
- しゃくし菜漬けの水気をよく絞り、食べやすい大きさに切ります。この時、漬物の汁は別容器にとっておきましょう。
- 切ったしゃくしな漬けを唐辛子とごま油で炒めます。
- 全体に火が通ったら、取っておいた漬け汁を注ぎ、汁気が無くなるまで煮詰め、醤油を少量、味を見ながらお好みの量入れましょう。
- ボールを用意し、小麦粉と水を入れ、よく混ぜましょう。
- この中にごはんと2で作ったごま油炒めを加え、更によく混ぜましょう。
- フライパンを温め、油を少々引き、 ホットケーキのように5をたらして、両面をこんがりと焼きます。
- 完成です!
お好みで砂糖醤油などをつけて召し上がってみてくださいね。
[the_ad id=”616″]
最後に
いかがでしょうか。
今回は、しゃくし菜漬けについて紹介しました。
漬物だけではなく、何かと合わせてもその魅力が何重にも楽しめるとあって、
美味しい物好きな方たちは、色々な料理にアレンジされているようですね。
私個人的には、チャーハンのようにして食べるのが、簡単かつ美味しいと思いました。
塩辛いのが苦手で、小さなころからあまり食べてこなかったお漬物。
最近になって、少しずつその魅力に引き込まれています。
まだまだ知らないお漬物が沢山。楽しみが増えました!
コメントを残す