食後の血糖値・・・気になりますよね。
特に、糖尿病、糖尿病予備軍と言われる方にとっては、現実問題!
気軽にできる食事療法、運動療法などのやり方は、
情報が多く、何を信じていいかわからない・・・
難しい・・・
負担が大きくて続かない・・・
など、やらなくてはいけない!と分かっているけれど、つい二の足を踏みます。
そんな方に朗報が!
血糖値の上昇を抑える運動量として、「かかと上げ下ろし体操」というお手軽な、
いつでもできる方法があるそうです!
ずぼらな私にはぴったり。
というのは、この方法は、食後たった30秒間実行するだけ。
歯を磨いている間、トイレに行った時など、ちょっとした気づいた時に行える!
そして、他の人から見られてもはずかしくない方法なのです!
気になったので、調べたことを紹介していきたいと思います。
だまされたと思って・・・
実際に、この記事を読みながら、やってみてくださいね!
血糖値が上下する仕組みは?
糖(グルコース)は体にとって重要なエネルギー源の一つです。
血液中のグルコース濃度(血糖値)はインスリンやグルカゴンといった
ホルモンの働きにより調節されています。
グルカゴンは、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられたグルコースを
血液中に放出するよう働きかけ、その結果、血糖値を上昇させる働きがあります。
インスリンは血液中のグルコースを取り込むようにさまざまな細胞に働きかけ、
その結果、血糖値を下げる働きがあります。
インスリンやグルカゴンは1日を通じて分泌されており、
食間や夜間は2つのホルモンのバランスにより、血糖値は一定範囲内に保たれています。
食事によりグルコースが体に取り込まれると、血糖値は上昇しますが、
インスリンの分泌量が増え、血糖値は速やかに元の状態に戻るという仕組みなのです。
通常では、このメカニズムの働きでバランスが取れている血糖値は、
糖尿病になると、メカニズムが働きにくくなるため、
血糖値の高い状態が常に続くようになります。
なぜ踵(かかと)を上げ下げするのがいいのか?
そもそも筋肉の7割は下半身に集中しています。
運動などの刺激を下半身の筋肉に与え、鍛えることにより血流がよくなります。
食後に運動すると、消化のために本来ならば腸に集まっていた血液が、
下半身の筋肉に分散されるのです。
なぜこのことがよいのかというと・・・
血液が多くないため腸の働きはまずまず
⇒消化のスピードが緩やかになる
⇒消化で生じるグルコースは徐々に増加するが、量は急上昇しない
⇒体内のインスリンホルモンを安定的に供給できる
⇒糖尿病の症状を和らげ、合併症を予防することができる
ということなのです!
実際の「かかと上げ下ろし体操」の方法は?
では、方法を紹介します。
つま先立ちでかかとをあげます。
その状態で3つ数えます。
そして、かかとを下ろしていきます。
この上げ下げを10回繰り返すだけです!
実際にこの体操を行う時は、「1、2、3」と口で数えながら体操を行うとよいそうです。
また、食前よりも食後に「かかと上げ下ろし体操」を行いましょう。
「かかと上げ下ろし体操」の効果は?
「かかと上げ下ろし体操」の効果には、
血糖値の上昇を抑える「インスリン」を増加させる働きもあります。
かかとを刺激すると、
骨の細胞から「オステオカルシン」とよばれるホルモンが分泌され、
すい臓の働きを活発になります。
すい臓が活発になるとインスリンの分泌も促進されるため、
糖尿病予防に効果的というわけです。
最後に
いかがでしょうか。
踵を上げおろす運動・・・
とても簡単で今日からでも気軽にできそうですね。
また、運動と同時に、ストレスから来る過食を減らすことで、
血糖値の上昇を抑えることも重要です。
食事を制限されることははっきり言って苦痛です。
自分の楽しみである毎日の食事が、糖尿病のせいで制限される!のは嫌。
病院の先生や栄養士さんがいう、食事療法・運動療法も大事ですが、
皆が言う予防法を生活の中に上手く取り入れ、
無理せず長続きする方法を探り、糖尿病と上手く付き合っていくことが
とても大事になります。
ヨガ、お笑いや落語を楽しみ、ウォーキング、山歩きなど、
仲間や友人と楽しみながら心身ともに充実した毎日を送ることで、
ストレス軽減にも役立つことでしょう。
ズボラな私にもできることを・・・良ければ皆さんも試してみてくださいね。
コメントを残す