上質な革製品は、使い方、お手入れの仕方で長持ちし、光り輝き続けます。
今回は、その革製品の修繕・修復している方で、
世界が認めた革製品修復職人として働かれている女性がいると知り、
気になり調べてみました。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
[the_ad id=”616″]
世界が認めた革製品修復職人とは?
その方の名前は、保科美幸(ほしな みゆき)さん。
1980年8月6日生まれ
かつては、渋谷をブラつく「コギャル」だったそうです。
本場イタリアで革の修理技術を磨き、鞄や靴などの革製品を
洗浄・修理する専門店「美靴工房(びかこうぼう)」で働かれています。
実は入社時は革の知識ゼロ!の素人だったそうですが、努力をおしまず、
技術と接客力を身に着けて工房の戦力になり、
現在はテクニカルディレクターで美靴工房の「エース」として活躍されています。
保科さんが勤める「美靴工房」とは?
保科美幸さんが勤めるのは、創業2001年の
「総合皮革製品洗浄修復研究所 美靴工房(びかこうぼう)」です。
美靴工房での製品のお手入れは、
革専用のクリーナーで汚れを落とす洗浄(クレンジング)から始まります。
洗浄以外に、必要に応じてカラーリング(色塗り作業)や修理を個別に対応しています。
最も難しいといわれる色塗りの作業。
保科さんは色を混ぜて独自の色を作りだします。
また通常の革では筆で絵を描くように塗るそうですが、
エルメスのバーキン鞄の革は顔料を吸収しやすいため
筆が触れるか触れないかの絶妙な力加減で色をつけていくなど工夫されているそうです。
最高レベルの洗浄・修繕を提供し、早急に仕上がるとして、
業界中に広く知れ渡るようになりました。
さらに、ヨーロッパの名だたるブランド会社やシューズブランド会社、
国内のシューズメーカー、セレクトショップなどから依頼されます。
そのほとんどは他店で手におえない難易度の高いものだそうで、
その知名度・技術力・対応力で世界中から信頼されています。
<詳細情報>
住所 :東京都世田谷区玉川3-21-8
電話 :03-5491-4103
営業時間:11:00~18:00
定休日 :日曜・祝祭日
自宅でできる革製品のお手入れテクニックとは?
革製品のお手入れテクニックがあります。
それは、ハンドクリームを使うこと。
ハンドクリームの脂分を革製品に補給することで、革のツヤがで、
また革自体を保護するため、長く愛応できる効果もあるそうです。
自宅でできる靴の汚れを落とす方法は・・・
- 汚れは、水で薄めた食器用洗剤(中性)をコットンに染み込ませて靴を拭きましょう。
- その後、仕上げにハンドクリームをなじませましょう。
- 最後にストッキングで磨くとツヤがでます。
お手入れの実際の方法は・・・
- 布巾を用意し、革製品の表面についている埃を乾拭きして落とします。
- ハンドクリームを手にとり、なじませます。そして手で革をなでるようにハンドクリームを触って塗り込んでいきましょう。
因みにハンドクリームは透明なものが良いそうです。
さらに、全ての革に有効というわけではないため注意が必要です。
特に・・・
- 色落ちする革
- スエードなどの起毛している革
- 羊の革など柔らかく、デリケートな革
このような場合は、修復を専門にしている方に頼みましょうね。
[the_ad id=”616″]
最後に
いかがでしょうか。
私が持っている革製品で一番長いものは、
カードケースでかれこれ20年以上使用しています。
ただ、あまり持ち物のことを考えたことがなく、
今までお手入れらしいことはしたことはありませんでした。
今回の情報を調べるうちに、自分でも革製品をお手入れできると知り、
まずは自分の身近なもの、カードケースから・・・試しに磨いてみたいと思います。
コメントを残す