こんにちは。
美食が楽しめる・・・バスク地方。
タパス・ピンチョスなど気軽に楽しめるものから、伝統料理まで・・・
バスク独自の言語・文化・習慣など、魅力あふれる場所です。
バスク地方は、スペイン・フランスをまたいだ国境地帯で、
様々な魅力が凝縮された街が存在します。
その中でも、「ビルバオ」の「グッゲンハイム美術館」を紹介したいと思います。
この美術館は、ビルバオの街を再生に導いた・・・
と言ってもいいほどの革命的な美術館なのです。
最後まで読んでいただければ、幸いです。
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ビルバオはどこにある?
スペイン・バスクを代表する都市で、バスク語ではビルボ(Bilbo)と呼ばれる町です。
以前は工業都市として栄えていましたが、衰退していました。
しかし、歴史的な文化・芸術と近代が融合するような、
大規模な再開発プロジェクトがあり、生まれ変わった!注目の都市です。
ビルバオの主な観光地は、世界最古の吊り下げ型運搬橋である世界遺産の「ビスカヤ橋」や近未来的なグッゲンハイム美術館があります!
旧市街では、赤と白からなるビルバオ旗が多く掲げられていて、女子の街歩きも最適です。
また、美味しいピンチョスをバルでつまんで、ハシゴする・・・「バル巡り」も楽しめます!
グッゲンハイム美術館とは?
竣工は1997年10月、ビルバオに開館した巨大美術館です。
世界各地に分館をもつ「ソロモン・R・グッゲンハイム財団」の美術館の一つで、
近現代美術の展示を行なっています。
最先端の技術により実現したメタリックな外観を持ち、人目を引きます。
構造は鉄骨でメイン構造は内部空間、外観に約30万本、25万種類使用されています。
構造材が組み立てられた後、厚さ2mmの亜鉛めっき板が張られ、
内側に断熱材、外側に防水層、そして仕上げのチタンが張られています。
曲線と直線を自由自在に使われており、
チタン・ガラス・石灰岩で作られた「船」のようにも。
すぐそばを流れるビルバオ川に架かる橋の赤いゲートと、
無機質なイメージの美術館が、素晴らしいコントラストを醸しだしています。
また、昼間は太陽の光を反射して銀色、夜間はライトアップで金色に見える、
いつみても楽しめる美術館でもあります。
実は、美術館正面にあるこの巨大像・・・
ジェフ・クーンズさん作の「子犬の像、パピー」。
美術館を訪れる際の、時期・季節により花の色付きが変わるため、
像の印象も変わる!楽しさもあります。
建築家 フランク・オーウェン・ゲーリーさんとは?
その名前は、フランク・オーウェン・ゲーリー(;Frank Owen Gehry)さんです。
この再開発プロジェクトの目玉であったグッゲンハイム美術館の設計・建築を
手掛けたのが、デ・コンストラクティヴィズム(脱構築主義)で有名な建築家です。
彼のモットーは、
「安価な素材の使用」
「場所の特性に配慮した不規則で断片的な空間構成」
「彫刻的な造形」
ゲーリーさんの設計は、二次元の図面では表現しにくい複雑な形態が特徴のため、
模型による基案を起して具体的なイメージ伝える・・・という方法が有名です。
もちろん、この美術館の設計でも模型が使われました。
複雑な模型を三次元でスキャンし、データに変換、
高度な三次元CADが構造解析とモデリングが行われました。
これにより模型や建設部材の切削機の制御に用いられ、
複雑な構造を作り上げたそうです!
ゲーリーさんは、「自分の思い描いたものを現実にする」ために・・・
建築学、都市計画、ソフトウェア技術、航空力学や機械設計など
様々な分野のことを貪欲に学び、活かしています。
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最後に
いかがでしょうか。
工業の衰退におり、スモッグと荒廃したバスクの荒れた街・・・
というイメージから「ビルバオ効果」と言われる
イメージチェンジを大成功させた街「ビルバオ」。
すべては、この「グッゲンハイム美術館」から奇跡を起こしたといっても可能な、
世界中の人たちを魅了する美術館です。
実は、ゲーリーさんの建築は、ビルバオ以外でも世界各地にあり、
脱構築主義の建造物!ということで注目を集めています。
変わった建物をみる旅行・・・面白い体験は、女子旅には欠かせません!
是非、歴史と近代の融合した街、
美味しい美食の地方・バスクを訪れてみてはいかがでしょうか?
今回は、ビルバオのグッゲンハイム美術館の紹介でしたが、
こちらの記事では、ビルバオの街のおすすめ観光スポットについて紹介しています。
美術館以外にも、ここでしか見られない「橋」があり、見どころ満載です。
⇒ ビルバオ、スペイン・バスク地方へ!女子旅おすすめ観光地スポットは?
こちらの記事ではバスク地方への交通アクセス手段について話しています。
⇒ バスク地方へおすすめ交通アクセス・地図!スペイン・フランスから行き方紹介!
こちらの記事ではバスク地方のシンボル「イクリニャ」「ラウブル」について話しています。
特に旗のイクリニャの赤・緑にはこだわりがある様です。
⇒ シンボルの旗イクリニャとバスク十字ラウブル!バスク地方の地域区分(仏・西)紹介
こちらの記事ではバスク地方の郷土料理について話しています。
バスクはビンチョス・タパスという気軽に楽しめる料理が有名ですが、
その他のおすすめも紹介しています。
⇒ バスクの郷土料理とは?スペイン・フランスをまたぐ地方観光で試したい、おすすめ料理!
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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