タヒチアンダンスとは？最後の楽園タヒチの伝統舞踊の歴史・種類の紹介

こんにちは。

暑く、ムシムシした季節がやってきました。

どうせ汗をかくなら・・・

気持ちの良い爽快な汗を！かきたいですよね。

そこで、今回は最近はやっているタヒチアンダンスの魅力について紹介したいと思います。

タヒチアンダンスとは？

タヒチアンダンスは、ポリネシア諸島に伝わる伝統舞踊です。

ハワイに伝わる、フラダンスの起源とも言われています。

タヒチアンダンスは、タヒチ語で「ORI TAHITI；オリタヒチ」という言葉を指します。

この言葉、オリタヒチとは、

「コミュニケーション」「人に何かを伝えること」

を意味するといわれています。

というのは・・・昔、ポリネシアには文字文化がなかったため、

歴史や昔の言い伝えを先祖から子孫へ語り継ぐ方法が・・・

この「アパリマ（アパ＝話、リマ＝手）」という、

ジェスチャーで伝えたことが始まりだったそうです。

その後も親から子へ色々なことを語り継いでいたこのタヒチアンダンスが、

現代に引き継がれているのです！

そのため、タヒチアンダンスの特徴は、

音楽やドラムのリズムに合わせて、手と腰を使って様々なステップで表現をするダンス！

といえます。

気持を込めて踊るダンスが、それを見ている観客に想いを届ける、伝える・・・

熱感が伝わってきそうで、とても素敵ですね。

タヒチアンダンスの歴史は？

遠い昔、アリオイ（旅芸人のグループ）と言われる人たちがいました。

彼らは、お祭りの場などで作物の豊穣の願いや戦いの神オロに捧げる踊りを

ポリネシアの島を移動しながら踊っていたといいます。

また、女性が男性の出征前に踊る習慣もあり、先祖代々受け継がれていたそうです。

19世紀に入って、キリスト教宣教師たちが当地を訪れた際、

タヒチアンダンスを目にし、あまりにも濃艶なダンスということで踊ることを禁じた！

と言われています。

しかし、公共の場でタヒチアンダンスを踊ることは制限されましたが、

約60年近くにわたって、タヒチの人々に密かに伝えられ、伝統舞踊は守られ続けました。

タヒチアンダンスの種類は？

タヒチアンダンスの代表的な種類は、

「APARIMA；アパリマ」と「OTE’A；オテア」に分けられます。

アパリマ

アパリマは、歌詞に合わせて手の動きで

「自然界に存在する全てのもの」を表現する踊りです。

テーマは自然の海、太陽、月、大地・・・、愛などの感情、神話など幅広く扱います。

オテア

オテアは、伝統的な打楽器トエレ（タヒチアンドラム）の速いリズムに合わせて

腰を激しく振る大胆な踊りです。

男性は両膝を開けたり閉じたりする「パオティ」という踊り、

女性は激しく腰を振る「タレム」という踊りで表現する、

運動量の多い！速い！激しい！動きをします。

タヒチアンダンスの効果は？

腰を動かさなくても、もともとタヒチアンダンスは

手で表現するコミュニケーション手段。

リズムに合わせて手を動かすだけでも、運動し、新陳代謝が上がると共に

リフレッシュ効果があると思います。

最後に

いかがでしょうか。

スローな曲から激しく踊る曲まで、ソロやグループと

色々なスタイルがあるタヒチアンダンス。

踊りから感じる、歴史、彼らの思い、喜びなどを・・・

言葉は分からなくても、感じるものは何かあると思います。

現地に行き、是非、ライブで伝統舞踊を味わってみたいものです。

今回の記事はタヒチアンダンスについての紹介でしたが、

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参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。