皆さんは、「ロコモ」や「ロコモティブ・シンドローム」
という言葉をしっていますか?
私は知りませんでした。
ちょっとハワイのロコモコ?!なんて食いしん坊の私は飛びついたのがきっかけです。
調べていくうちに、全くハワイとは関係なく、
体のこと・病気のことだったので驚きました・・・
ロコモとは、体の中の運動器(運動器官)のことをさし、
ロコモティブ・シンドロームとは、その運動器症候群という、病気の総称です。
この病気は、体を動かすことにかかわる器官に不具合が生じることにより、
動けない、立てない、など日常生活を送る上で自分一人で何でもすることが困難になり、
生活の質が落ちてしまうという、残念な病気なのです。
しかし、考えようによっては、これはチャンスです!
今、この瞬間にあなたはこの記事に目が向いたということは、偶然ですが・・・
このロコモティブ・シンドロームという言葉を知ったからには、勝ったも同然!
というのは、この運動器と呼ばれる体の器官は、
悪くなる前に日常的に鍛えたり、悪いところを放置せずにケアをする、
体に良い食事、骨や筋肉を育ててあげることから始まります。
どの年齢の方にでもできる簡単な運動と、体の骨筋力を強化・高めてくれる食事。
そこで今回は、筋力・骨力・関節力・バランス能力を甦らせ、
若返らせる食事療法について病気を寄せつけない体をつくる!ための方法を
紹介していきたいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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ロコモティブ・シンドローム(略称;ロコモ、運動器症候群)を予防するためには何が必要か?
ロコモこと、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防するためには、
適切な運動を習慣づけること
十分なタンパク質とカルシウムを含むバランスのとれた食事をすること
が大切になってきます。
また、運動器とよばれる、骨、筋肉、関節などから構成される器官を強化するために、
体を動かすことが大事になるため、
どうしても足腰の筋力を強く維持すること!が重要です。
足腰の筋力を強く維持するためには、
バランスの改善
膝痛の予防・改善
腰痛の予防・改善
骨粗鬆症の予防
などにもつながります。規則正しい運動習慣・食習慣を心掛けるようにしましょう。
ロコモティブ・シンドローム予防するために必要な食事療法は?
骨や筋肉を強くするためには、その原料である骨や筋肉を作る栄養素を
適切な量、毎日摂取することが大事になります。
骨を強くする食事
骨の材料となる栄養素は、
主にたんぱく質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKです。
骨粗鬆症予防には、1日700〜800mgのカルシウムを摂取することが勧められています。
日本人は、一般的にカルシウムの摂取量が少なく不足しがちといわれています。
食事から摂るカルシウムが不足すると、血液中のカルシウム濃度が低下し、
それを補うため、骨から血液中にカルシウムが放出されることより、
骨がスカスカの状態になる、
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の発症リスクが高くなります。
また、カルシウムは吸収されにくい栄養素で、
腸管での吸収を高めるためにはビタミンDが必要となります。
さらに、タンパク質、ビタミンKもきちんと摂取しましょう。
気をつけたいのが、塩分、リン、カフェインなどの摂り過ぎです。
これらは、カルシウムの吸収を妨げる=骨粗鬆症の発症リスクを高める!ため
摂取量には注意が必要です。
筋肉を強くする食事
筋肉は、加齢や運動不足によって減少していきます。
そのため、筋肉を維持するには、エネルギー源となる炭水化物や脂質を
毎日しっかり摂取する必要があります。
また、筋肉を作るためには良質なたんぱく質が必要で、
筋肉が衰える高齢者は肉、魚、牛乳などの動物性たんぱく質を
摂ることが重要になります。
肉や魚の動物性たんぱく質と大豆製品の植物性たんぱく質には、
人の体内で合成できない9種の必須アミノ酸がそれぞれ含まれています。
様々な食品をバランスよく組み合わせて摂ることを心がけるといいでしょう。
なお、たんぱく質の分解や合成を促進するビタミンB6を一緒に摂ると、
より効果的に筋肉を作り、強化できます。
骨や筋肉を強くする食生活のポイントは?
たんぱく質は、肉、魚、牛乳などの動物性たんぱく質と、
大豆などの植物性たんぱく質の両方を万遍なく摂りましょう。
カルシウム摂取には、牛乳、ヨーグルト、小魚類、豆腐や納豆などの大豆製品、
小松菜、チンゲンサイ、モロヘイヤなどの青菜を食べましょう。
腸でのカルシウム吸収を高めるビタミンDは、
魚類、鶏卵、シメジ、きくらげなどのキノコ類などに含まれています。
また、ビタミンDは日光に当たることで体内でも生成されるため、
1日15分くらい顔や手に日光が当てるため、ウォーキングなどをするとよいでしょう。
ビタミンKは、骨の形成を促進し、丈夫に保つ作用を持ちます。
納豆、油揚げ、モロヘイヤ、ブロッコリー、鶏肉や青菜に含まれており、
1日に必要なビタミンKの量は、納豆半パックほどが目安となります。
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最後に
いかがでしょうか。
今回は、ロコモティブ・シンドローム予防のためにできる
食事療法について紹介しました。
食事療法は、それだけでも効果はあると思いますが、
やはり、適宜な運動と組み合わせることにより、
より、ロコモティブ・シンドロームに対して効き目があるそうです。
思った以上に気軽にできる食事療法を生活の中に取り入れながら、
皆で共に、筋肉、骨、関節を丈夫にし、病気予防、高齢になっても
いつまでも元気に生活できる体を目指そうではありませんか!?
ロコモ予防対策で食事方法について紹介したいと思います。
今回の記事は、ロコモティブ・シンドローム予防対策体操・ロコトレのことについて紹介しました。
こちらの記事では、ロコモティブ・シンドロームのこと、原因・要因について話しています。
⇒ ロコモティブシンドローム;運動器症候群とは?原因はバランス能力・筋力低下、病気?
こちらの記事では、ロコモティブ・シンドロームの簡単自己チェック方法について紹介しています。
⇒ ロコチェック・ロコモ度テスト!運動器症候群チェックリスト項目で簡単自己評価!
こちらの記事では、ロコモティブ・シンドローム予防対策体操・ロコトレのことについて紹介しています。
⇒ ロコモーショントレーニング(ロコトレ)!ロコモ予防・対策運動!骨筋力で若返る体操?!
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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