テレビ番組「名医のTHE太鼓判!(毎月曜日19時00分~21時00分)で、
2018年10月22日に「芸能人…余命宣告SP!秋の健康診断」
という特集があります。
その中で、血圧が改善する食材「赤い甘酒とは?」という文言が・・・
白い甘酒しか知らない私。
赤い甘酒??
甘酒で血圧改善??
と不思議に思い、調べてみました。
興味深いことが分かったため、今回はそのことを紹介したいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
[the_ad id=”616″]
赤い甘酒とは?なぜ赤い?
赤色の正体は、紅麹(べにこうじ)です。
ベニコウジカビ(紅麹黴、学名:Monascus purpureus)は、糸状菌の一種です。
モナスカスMonascus属で主に米などのデンプン質食品を
発酵させたものを「紅麹」と呼びます。
古くから中国、台湾で老酒などの酒造に用いられ、
また消化を助けたり、血行をよくする漢方薬として利用されてきました。
日本の沖縄では、豆腐ようなどの発酵食品の製造で使われてきました。
なぜ紅麹が血圧に影響を与える?
この紅麹は、
ガンマー(γ)、アミノ酪酸(GABA;ギャバ)やモナコリンKなどを含み
これが血管拡張とコレステロール減らして、血圧を下げる作用がある!
と言われています。
それは・・・
ガンマーやGABAは、延髄の血管運動中枢に作用し、
血管を拡張する働きがあるためです。
この作用のおかげで、血圧を下げて安定させる!ことができます。
また、モナコリンKは、
肝臓でコレステロールの合成に関わる酵素の働きを阻害する作用があり、
「コレステロールが合成させない→ コレステロールができない」ということで、
結果的に、コレステロール値を下げる!のです。
そのため、動脈硬化を改善・予防し、血圧上昇の抑制に働くありがたい栄養素です。
白い甘酒と赤い甘酒の違いは?
味は、赤と白の甘酒を飲み比べた口コミでは、
ほとんど同じで変わらないようです。
人により感じ方は違うと思いますが、大差はないと思われます。
栄養面もほぼ変わりがないようです。
白い甘酒では、次のような効果が期待されています。
疲労回復、免疫力アップ、肥満抑制、血圧上昇抑制、
血中総コレステロール抑制、抗酸化効果、健忘症抑制、
など言われています。
赤い甘酒でも紅麹の働きにより、同様の効果が期待できます。
そのため、赤も白い甘酒も「飲む点滴」のようです。
赤い甘酒を効果的に活かす、おすすめの飲み方は?
飲む量の目安は、コップ一杯ほど。150~200ml位です。
私のおすすめは、朝食として甘酒を摂取することをおすすめします。
というのは、朝食に甘酒を摂取すると、
基礎代謝が上がり、エネルギーを効率よく作ってくれるからです。
召し上がり方は・・・
まず、甘酒をひと肌程度に温めます。
そして口に含み、ゆっくり噛みしめながら飲みましょう。
これだけです!
注意点としては、ひと肌程度に温め、沸騰させないことです。
それは、甘酒内に含まれる麹菌・酵素が、沸騰すると死滅します。
そのため温め過ぎないことがポイントです!
[the_ad id=”616″]
最後に
いかがでしょうか。
冬は温かく、夏は冷やして飲むのも簡単ですが、料理との相性もいいそうです。
特に豚肉の料理や煮物と共に美味しく食べ、
かつダイエット・美容・健康にもなれば・・・
最高の食べ物ですね。
皆さんも、もし機会があればちょっとお試ししてみてはいかがでしょうか?!
今回の記事では、赤い甘酒のこと、紅麹について紹介しました。
こちらの記事では、甘酒とは?2種類の違いなどについて紹介しています。
⇒ 甘酒とは?米麹・酒粕から作られる2種類の違い・健康効果・おすすめの飲み方?[名医]
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
コメントを残す