甘酒とは?米麹・酒粕から作られる2種類の違い・健康効果・おすすめの飲み方?[名医]

皆さんは、甘酒を飲みますか?

最近、テレビ番組で、「甘酒は飲む点滴」と言われ、話題になっています。

実は、栄養成分、健康効果などが明らかになり、

その栄養価が驚くほど高いことで注目を集めています。

関連画像

小さなころから知ってはいるけど、甘酒のことはあまり知らなかったため、

気になり調べてみました。

すると、甘酒には「米麹の甘酒」と「酒粕の甘酒」の2種類あり、

効果なども違うことが分かったのです!

自分の無知が明らかになったと共に、新たな知識を得られたため紹介したいと思います。

是非最後まで読んでいただければ幸いです。

[the_ad id=”616″]

 

まず、甘酒とは?

甘酒(あまざけ)は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目は混濁しています。

甘粥(あまがゆ)とも呼ばれるそうです。

 

主に米麹(こめこうじ)や酒粕(さけかす)を原料として作られます。

「甘酒」の画像検索結果

名前に「酒」と書きますが、アルコール含有量はわずかなため、

市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されています。

 

米麹甘酒と酒粕甘酒の違いは?

2つとも日本酒の製造工程で出るものを原料に使っています。

しかし、その工程の違いにより違いが出るのだそうです。

違いは大きく分けて、

製造方法の違い

アルコール成分の有無

健康効果の違い

カロリー・栄養価の違い

に分かれます。

製造方法の違い

<米麹甘酒>

米麹の甘酒は、蒸したお米に、麹菌をつけた米麹にお湯を加え、一晩置くとできあがります。

<酒粕甘酒>

酒粕の甘酒は、米麹をアルコールで発酵させた「もろみ」が原料です。

もろみをしぼると日本酒ができあがるのですが、しぼりかすとして残るのが酒粕です。

その酒粕をお湯で溶かし、砂糖を加えれば酒粕の甘酒になります。

関連画像

アルコール成分の有無

砂糖とアルコールが入っていない甘酒が「米麹の甘酒」、

砂糖と微量のアルコールを含む甘酒が「酒粕の甘酒」になります。

 

運転をする方、妊婦さん、こども・未成年の方は、米麹の甘酒をおすすめします。

甘酒内のアルコールを飛ばす裏技などもあるそうですが、

米麹の甘酒にはもともとアルコールは含まないため、こちらを選択する方がいいですね。

「甘酒」の画像検索結果

健康効果の違い

健康効果にも大きな違いがあります。

 

例えば、米麹の甘酒は、疲労回復に効果的です。

それは、麹菌がデンプンを分解することで生まれる「ブドウ糖」を多く含むためです。

よく言われている「飲む点滴」とは、米麹の甘酒を指しています。

またダイエットにも効果的です。

それは、油を排出する「レジスタントプロテイン」が含まれているからです。

 

紫外線対策、美肌効果のためには、酒粕の甘酒が有効です。

また、寝つきを良くするとも言われています。

関連画像

カロリー・栄養価の違い

カロリーは、米麹の甘酒は100gあたり約80kcalと酒粕の甘酒(砂糖抜き)と同じです。

 

しかし、米麹の甘酒は、飲む点滴と言われるほど、様々な栄養素が含まれます。

また、酒粕の甘酒は、そのままだと飲みづらいため、たいていは砂糖を混ぜて飲みます。

その砂糖を加える=砂糖のカロリーの分、総カロリーが高くなります。

 

米麹の甘酒は、砂糖はいりません。

それは、甘味の成分と言われるブドウ糖やオリゴ糖を含んでいるため

ほんのり甘いからです。

 

まとめると・・・

  • 米麹の甘酒は、ダイエットのため
  • 酒粕の甘酒は、美容のため

毎日、少量ずつ、目的のために飲むといいことがわかりますね。

「healthy lifestyle」の画像検索結果

甘酒を効果的に摂取する飲み方は?

甘酒を朝食に摂取することをおすすめします。

というのは、朝食に甘酒を摂取すると、基礎代謝が上がり、

エネルギーを効率よく作ってくれるからです。

関連画像

甘酒は、ひと肌程度に温めます。

そして口に含み、ゆっくり噛みしめながら飲みましょう。

飲む量の目安は、コップ一杯ほど。150~200ml位です。

 

注意点としては、ひと肌程度に温め、沸騰させないことです。

というのは、甘酒内に含まれる麹菌・酵素が、沸騰すると死滅します。

そのため温め過ぎないことがポイントです!

[the_ad id=”616″]

 

最後に

いかがでしょうか。

 

気軽の摂取することができ、かつ健康効果が高いと聞くと、

試す価値はある!ように感じます。

米麹、酒粕の甘酒を飲み分けることで、自分に合わせた目的で、

素敵で快適な毎日が訪れるならば、嬉しさ倍増ですね。

関連画像

また、直接飲むのはちょっと・・・という方でも、

料理の中に混ぜたり、下味として利用したり、

スムージーとして他の果実と共に摂取するという方法もあり、

自分のお料理のレパートリーの一つとしても活用できそうです。

 

甘酒は自分で作ることもできると聞きました。

毎日少しずつ摂取した方がよいといわれる、甘酒。

時間があり、興味があるのなら・・・

自分オリジナルの甘酒を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

 

今回の記事では、甘酒のこと、2種類の違いなどについて紹介しました。

こちらの記事では、甘酒に赤い色をしたものがあること、

その作用などについて紹介しています。

 ⇒ 赤い甘酒は血圧・コレステロールに影響?紅麹とは?健康を保つ効果的な飲み方おすすめ!

 

参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。