こんにちは。
毎年、8月12日から8月15日にかけて行われる徳島の阿波踊り。
今年は開催が危ぶまれましたが、無事に危機脱出し、問題なく開催される予定です。
阿波踊りを調べていくと、かなり奥が深いですね。
さすがに約400年続くといわれるこのお祭り!
そこで、今回もこのお祭りについてまとめていきたいと思います。
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阿波踊りでよく聞く「連」とは?どのような種類がある?
阿波踊りに参加する団体・グループのことを「連」といいます。
100組以上あり、その参加者の総数は飛び入り参加も含めて約10万人以上いるといわれています。
連には、地域住民などで構成された「一般連」や
阿波踊り振興協会などの団体に加盟する「有名連」、
学生で構成される「学生連」、
企業で結成した「企業連」など、大小さまざまな連があります。
阿波踊りの男踊り・女踊り・子供踊りとは?
連のメンバーは大きく「男踊り」と「女踊り」の2種類に分かれて踊ります。
男踊り
浴衣かはっぴ(法被)を着て、足袋を履いて踊ります。
男性の力強く、ダイナミックに、自由に大きく踊る姿が特徴です。
基本的には素手で踊るそうですが、時にはうちわや提灯を持って踊ることもあります。
また、女性の男踊りも盛んに踊られています。
女性の男踊りは、主に法被踊りと呼ばれることが多く、
女性らしさを活かした、粋きで、ほのかな色香が感じられる踊りが特徴です。
女踊り
浴衣や着物を着、編み笠を被り、下駄を履いて踊ります。
集団で踊り、女性の上品でしなやかな動きで踊る姿が特徴です。
また、すり足で踊りながら前進をしていきます。
子供踊り
小学6年生以下で構成するのが一般的だそうです。
主流は、男踊りが多くリズミカルで元気な踊りが特徴だそうです。
阿波踊りの特徴は?
阿波踊りの特徴は、各連の演舞、衣装、演奏が異なること!
というのも、「これが阿波踊り!」という決まりがないからだそうです。
そのため、どの演武を見ても新鮮で、自由を感じて楽しめることだそうです。
各連が阿波踊りを踊る際、目的や方針の違いがあります。
例えば・・・
・楽しく踊ることを目的に比較的個人の自由を大事にして踊る連
・楽しく踊るだけではなく、相手を魅了する踊りも同時に目指し、踊りの質を高めるために練習を重ねて究めている連
さらにどのような踊りをするかも、その連の特徴を示し、重要です。
例えば・・・
・フォーメーション(組踊り)を主体とし、踊り方を揃えて相手を魅了する連
・フォーメーション(組踊り)を決めず、個性を活かした自由な踊りを重視する連
このようなことを見ながら、他の連と比較するのも楽しいかもしれませんね。
阿波踊りの起源となる3つの流派「阿波踊り三大主流」
阿波踊りは、手をあげてお囃子(おはやし)にあわせて踊れば成り立つといわれるほど、
自由に踊ることもできるそうですが、実は踊り方には違いがあり、大きく3つに分かれるそうです。
この3つのことを「阿波踊り三大主流」と呼ばれています。
3つはそれぞれ「のんき調」「娯茶平調(ごちゃへいちょう)」「阿呆調」に分けられます。
阿波踊りに参加する各連の踊りは、この三大主流のいずれかにあてはまるといわれています。
のんき調
老舗連「のんき連」から生まれたのが、この「のんき調」の男踊りです。
「背筋を伸ばして腰を落とし、つま先を立てて足を運ぶ動き」が特徴です。
三大主流の中では、もっとも明るく親しみやすい雰囲気の踊りとなっているそうです。
娯茶平調
有名連「娯茶平」から生まれた「娯茶平調」は、
「ゆったりとした正調のお囃子に合わせた動き」が特徴です。
男踊りは、地を這うように腰を低く落とし、うちわをさばきながら、
すり足で歩みを進めていくそうで、ハードな動きですね。
阿呆調
有名連「阿呆連」から生まれた「阿呆調」は、
三大主流の中でも特に「豪快に激しく踊る動き」が特徴です。
男踊りは前傾姿勢でリズミカルに動き、手には提灯を持つことも多いそうです。
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最後に
いかがでしょうか。
気軽に誰でも踊れる阿波踊りと言われますが、追及すれば奥が深い・・・伝統文化だ思います。
今年の夏、お祭り期間中に旅行に行くことを考えているのなら・・・
徳島の阿波踊りを体験しにいくのも、記念に残り、楽しいかもしれませんね。
今回の記事は阿波踊りの特徴・踊りの種類・3つの流派の紹介でしたが、
こちらの記事では阿波踊りの由来、いつから、開催危機回避のニュースについて話しています。
⇒ 阿波踊り2018、中止危機回避!徳島市長桟敷買取りニュース!名前由来といつから?
こちらの記事では阿波踊り2018の日程・会場・アクセス・チケット購入の紹介について話しています。
⇒ 阿波踊り2018の日程・会場・アクセス・チケット購入方法の紹介!
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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