カナダの東部にある小さな島、プリンスエドワード島・・・
あなたはこの島について知っていますか?
小さなころに読んだ、「赤毛のアン」の作者モンゴメリが
当地でこの作品を書き上げたことで有名になったこの島です。
小さな島ですが、魅力は盛りだくさん!
ということで、
今回はこのプリンスエドワード島の観光について紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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プリンスエドワード島はどこにある?
カナダ東部のセントローレンス湾に浮かぶ島です。
実は、カナダの中で一番小さな州でもあり、
英語名;Prince Edward Islandから「PEI」とも略して呼ばれます。
プリンスエドワード島の歴史は?
この島には元々先住民族である「ミクマク族;Micmacs」が暮らし、
島の名前は、「波の上のゆりかご」を意味する
「アベグウェイト島」と呼ばれていました。
その後、フランス領となりますが、フランスとイギリスの間に七年戦争が勃発。
1758年にイギリス領となり、「セント・ジョン島」と名称が変更されました。
1798年に当時ジョージ3世の時代で、
ハリファクス駐在をしていた第4子のケント公エドワードにちなみ、
「プリンス・エドワード島」という名前に改称されました。
1864年、プリンスエドワード島のシャーロットで、
シャーロットタウン会議が開催され、
カナダの連邦制発足とカナダ独立に向けての話し合いが行われた!
のが、この地です!
多々の困難があったそうですが、1873年に晴れてカナダの連邦に加盟しました。
赤毛のアンについて
なぜこの島が有名になったかというと・・・
プリンスエドワード島と言えば、
「赤毛のアン」の舞台として日本でとても人気です!
実は、作者であるルーシー・モード・モンゴメリ(1874-1942)が、この島出身で、
赤毛のアンの舞台も、この島でのストーリーだからです!
因みに赤毛のアンのあらすじは・・・
プリンスエドワード島のある農家が、
後継ぎとして男の孤児を引き取ることにしましたが・・・
そこで、手違いでやってきたのが「アン・シャーリー」という女の子だった!
ことから始まります。
最初は、手違いとはいえ、女の子が来るとは思っていなかったため、
戸惑いがあります。
しかし、アン自身の想像力の豊かで明るい性格は多くの人を魅了し、
島で生き生きと成長していく・・・
という物語なのです。
プリンスエドワード島の楽しみ、おすすめは?
花
大自然が残るこの島。ちょっと車で市内を外れると、
すぐに開かれた広大な土地、自然を満喫することができるでしょう。
そこで私のおすすめは・・・「花」!!
カナダ東部は、冬が長いため、この短い春・夏・初秋を隅から隅まで・・・
味わい尽くすことが大事なのです。
それは花も同じ。
短い期間で、いかにゴージャス・華やか・色取り鮮やかに咲くことか・・・
花カレンダー |
楽しめる時期 |
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メイフラワー |
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5月上旬~5月下旬 |
桜 |
5月中旬~6月中旬 |
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リンゴの花 |
5月下旬~6月中旬 |
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ライラック |
6月上旬~6月下旬 |
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レディースリッパー |
6月上旬~6月下旬 |
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ルピナス |
6月上旬~7月中旬 |
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キンポウゲ |
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6月上旬~8月中旬 |
マーガレット |
6月中旬~8月下旬 |
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ジャガイモの花 |
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7月中旬~8月中旬 |
ひまわり |
7月上旬~9月上旬 |
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ブラウン・アイ・スーザン |
7月中旬~9月中旬 |
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レースフラワー |
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7月中旬~9月下旬 |
道端に咲く、ちょっとした雑草も、日本の雑草とは違います。
そのようなカナダでしか味わえない!?ことをみつけるのも・・・
旅行の醍醐味ですね。
食べ物
プリンスエドワード島で美味しいもの・・・と言われて真っ先に上がるものは、
「シーフード」!特に、ロブスター、カニ、ムール貝などの
貝類は世界中の人を魅了します。
また、他にも「じゃがいも」、「フルーツ」。
特に、イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなどの「ベリー類」、
「乳製品」でアイスクリームやチーズなどを楽しむのはおすすめです!
ジャムなどの加工製品は、お土産としてもお手軽で持ち運びしやすいため人気です。
また、ワイナリーもあり、当島で楽しめるワインもあるため、
是非トライしてみましょう!
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最後に
日本からは遠く離れたカナダ東部。
このプリンスエドワード島は、カナダの中でも小さく、人口も多くない場所ですが、
「赤毛のアン」という、かけげえのないストーリーで一躍注目を集めました。
期待通り?!、昔のアンの過ごした時代の名残りを大事にしながら、
近代化していく・・・田舎です。
どうしてもアンのストーリーを想像してしまいますが、
他にも色々な魅力をもつ当地。
皆さんもこちらに来る機会がありましたら、是非一度、
この異空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回の記事はプリンスエドワード島の紹介でしたが、
こちらの記事ではプリンスエドワード島の見所観光地、貝祭りについて話しています。
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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