ビスマルク風とは?トースト・ピザ等に目玉焼きをのせる卵料理?名前の由来・簡単レシピ

ピザのレシピ検索をしていると気になった名前。

「ビスマルク風ピザトースト」

 

私がいつも作るのはマルガリータや野菜を中心とした簡単ピザなのですが、

「○○風」と言われると、なんだろうと不思議に思いました。

 

調べてみると・・・

学生時代に教科書で見たことがある方の名前が由来と知り驚きましたので、

今回は、その由来と簡単なレシピを紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

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ビスマルク風とは?

パンや料理の上に、目玉焼きや半熟タマゴをのせたもの

ビスマルク風」といいます。

 

名前の由来は、ドイツの政治家ビスマルク。

大の卵好きとして有名なことから、彼の名前が使われています。

政治家ビスマルクとは?

まずは、ビスマルクのプロフィール・・・

 

ビスマルクとは、ドイツの貴族・政治家です。

本名は、オットー・エドゥアルト・レオポルト・フュルスト・フォン・ビスマルク‐シェーンハウゼン(Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck-Schönhausen)です。

1815年4月1日生まれ、1898年7月30日に他界されました。

プロイセン王国、東部のブランデンブルク州シェーンハウゼン出身。

父は地主貴族、母は学者の家系で、第4子として生まれました。

「bismarck germany」の画像検索結果

身長190㎝、体重約120kg。

母国語のプロシア語、ドイツ語の他、ラテン語、フランス語、英語が堪能でした。

質朴恬淡な性格で、生活は質素だったビスマルク。

「私には椅子とテーブル、雨を防げる物があれば、それでよい」

と語ったこともあるとか。

また、家族を大事にしていましたが、

政治家としての手腕を認める人はいても、真の友人はほとんどいなかったそうです。

 

大学卒業後、代議士・外交官を経て、プロイセン王国宰相(1862年-1890年)、

北ドイツ連邦首相(在職1867年-1871年)、ドイツ帝国宰相(1871年-1890年)、

ドイツ統一の中心人物で、別名は「鉄血宰相」と呼ばれました。

 

なぜ料理に「ビスマルク風」という名前がついたのか・・・?

ビスマルクは、食べ物を手当たり次第に口に詰め込んで酒で流し込む・・・

という暴飲暴食の癖を持っていました。

さらに卵好きとして有名で、

ステーキに半熟の目玉焼きをのせて食べた、

一回の食事で15個の卵を食べたことがある・・・

などの逸話から、料理の上にさらに目玉焼きなどの卵料理がのったものを

「ビスマルク風」と呼ぶようになったそうです。

何とも豪快な方だったようですね。

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ビスマルク風トーストの簡単レシピ!

ビスマルク風のピザトーストの簡単レシピを紹介します。

<材料> 1人分

  • トースト      ・・・ 1枚
  • 卵         ・・・ 1個
  • ベーコン      ・・・ 1枚
  • 塩・コショウ    ・・・ 適量
  • ピザ用トマトソース ・・・ 適量
  • ピザ用チーズ    ・・・ 適量

*あればピザ用トマトソースを、なければケチャップでも大丈夫です。

*コクを出したい場合は、マヨネーズを足してみてくださいね。

<手順>

  1. オーブントースターの受け皿の上にアルミホイルを引き、食パンを置きましょう。
  2. 食パンの中心部に、食パンより小さめの直径のグラスの底やお玉などで押してくぼみを作ります。
  3. 食パンにトマトソースを塗りましょう。お好みでマヨネーズを薄くのばして塗ると、コクがでます。
  4. くぼみの外側に1~2㎝幅に細切りしたベーコンを上にチーズをのせて壁を作ります。
  5. マグカップや小さめの耐熱容器に卵を割りいれ、お箸で黄身を2・3回刺しておきましょう。ラップか蓋をして約1分、チンします(お好みで調整してみてくださいね)
  6. この電子レンジで調理した卵をトーストのくぼみ部分に入れましょう。
  7. オーブントースターに受け皿ごと入れ、5分程様子を見ながら温めたら出来上がりです。

お好きなサラダ・飲み物と共にお召し上がりください!

 

 

因みに、私は半熟が苦手なため、電子レンジで調理した卵を使用しますが、

半熟がお好きでしたら、5の工程を省いて、オーブントースターで直接調理してみてくださいね。

卵の白身が固まって取り出すとちょうど黄身は半熟ぐらいです。

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最後に

いかがでしょうか。

 

料理のメニューに「○○風」という名前があると、つい地名を思い浮かべがちですが、

歴史上の人物が出てきて驚きました。

卵の半熟が苦手な私としては、電子レンジでチンしてから・・・

さらに調理しなければならないという面倒はありますが、

彩り鮮やかで、イメージは休日のブランチ!

サラダや野菜ジュースと共に気軽にできる軽食ですね。

もしよろしければ試してみてくださいね。


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