テレビ番組「逆転人生」(毎週月曜日22時30分~23時20分)で
2019年7月22日に
「逆転金メダル スラム街の奇跡」の放送があります。
今回の番組では、感動のオリンピック逆転金メダル秘話で、
スラム街出身のため差別を受けたブラジル女子柔道選手と、
妊娠・出産しながら彼女を金メダルに導いた
日本人コーチとの固い絆の物語についてです。
その日本人コーチとして紹介されるのは、「藤井裕子」さん。
逆転、金メダル、妊娠・出産しながらコーチ?!と
気になるキーワードが多く、早速調べてみましたので紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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気になる日本人コーチ、藤井裕子さんの経歴は?
名前は、「藤井裕子(ふじい ゆうこ)」さん、旧姓は「中野」さんです。
1982年生まれ
愛知県大府市出身
夫・陽樹さんとブラジル・リオ生まれの息子・清竹君と3人暮らし
ブラジル在住
柔道選手の指導をされています
大府中学、同朋高等学校普通科、広島大学教育学部卒業、広島大学教育学研究科修了
日本代表には縁がなく、24歳で現役を引退。
2007年5月イギリスのバース大学に留学
2010年5月~2012年、イギリスで女子柔道ナショナルチームのコーチ就任
2013年5月からはブラジル女子代表チームのコーチに就任
2016年リオデジャネイロオリンピックで57㎏級のラファエラ・シルバに金メダルをもたらしました
2018年からはブラジル男子ナショナルチームの監督に就任
専業主夫をしている旦那様の陽樹さんには、とても感謝しています。
代表監督として激務を行う中、縁の下で支えてくれているからだそうです。
「夫の支援があるから私はここにいる。心から感謝している」と語られています。
柔道を始めたきっかけは?なぜ海外で柔道を教えているのか?
柔道を始めたきっかけは、
5歳の頃に母親が通っていた整骨院の先生が柔道の指導者だったことだそうです。
有名な柔道選手を輩出するとして有名な大石道場に入門し、柔道を始めました。
中学生時には56kg級全国2位、全国高等学校柔道選手権大会で
3位の成績を持っていましたが・・・
日本代表には選ばれることがなく、24歳で現役を引退されました。
「せっかく行くなら、柔道を生かして地元の人たちとのつながりをもちなさい」
という恩師の助言を受け、留学先のロンドンで勉強のかたわら柔道を教え始めました。
柔道の指導を熱心にしているところを見込まれ、
代表コーチに大抜擢されたことが、海外で指導に当たるきっかけのようです。
2012年に開催されたロンドンオリンピックの柔道競技女子で、
イギリスの柔道界では12年振りのメダルとなる銀メダルジェマ・ギボンズ、
銅メダルを獲得したカリーナ・ブライアントの指導をしました。
また、それがきっかけでブラジルのスカウトが!
ブラジル女子代表チームのコーチとして活躍し、
2016年のブラジル・リオデジャネイロ五輪では女子57Kg級の
ラファエラ・シルバ選手を金メダルへ導きました。
ブラジル五輪を迎えるまでは、藤井さん自身の妊娠・出産、選手の病気や差別など
数々の困難に直面しましたが、その中で国境を越えて強いきずなで結ばれた
藤井さんとシルバ選手は偉業を達成しました。
2018年にブラジル男子代表監督に大抜擢され、
現在は2020年の東京五輪を目指して選手と共に奮闘されています。
「ユウコセンセイ」と一部の選手から呼ばれ、親しみ信頼されているようです。
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最後に
いかがでしょうか。
柔道に限らず、スポーツ界全体において、
女性がトップ、代表監督などを務めることは非常にまれ!
一流男子選手を女性が指導するケースは実質ゼロ!と言われています。
そのような慣習の中に風穴を開け、
実績を積む藤井さんのケースは大変なことでしょう。
藤井監督が考えているのは、常に勝利。
「性別ではなく、どうやればチームの力になれるかという点だけです」
と語られている中に
「強く、献身的な選手を育成したい」という気持ちが溢れています。
柔道、ブラジル代表の活躍、女性指導者のかかわり方など色々考えることができました。
多くの選手の活躍と柔道がオリンピックだけではなくいつまでも・・・
盛んに親しまれることを願って止みません。
次回は、「スラム街の奇跡、逆転金メダル」の秘話について紹介したいと思います。
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