腰・膝・股関節痛改善AKA-博田法の治療方法・効果は?関節機能障害の種類 [名医]

テレビ番組「名医のTHE太鼓判!」(毎週月曜日19時00分~20時00分 )で

2018年12月17日に

【腰痛・ヒザ&股関節の痛みを改善スペシャル】があります。

 

腰痛などで長年苦しむ家族を見てきて、何かいい方法がないか・・・

探している人に朗報かもしれません。

それは・・・

「痛の悩みを改善…AKA-博田法とは!?」とあり、

気になり調べてみました。

⇒ 参考:AKA-博田法とは?治療対象疾患、関節の痛み原因?腰・膝・股関節痛改善効果[名医]

 

そこで今回は、このAKA-博田法で行われる治療方法について

紹介していきたいと思います。

是非最後まで読んでいただければ幸いです。

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まずは、AKA-博田法とは?

AKAとは、「Arthro Kinematic Approach」の最初の大文字を取った略語で、

医学用語で「関節運動学的アプローチ」を指しています。

 

この方法は本来、関節拘縮(動きの悪い関節)が起きて固まってしまった関節を

治療するために開発されたものですが、その研究過程で、

関節面の動きの改善が痛みやしびれに著しく改善する効果があることがわかり、

現在でも改良されながら、痛みの治療法として用いられています。

「aka-博田法」の画像検索結果

関節機能障害が起こると「関節反射」という特殊な反射が起こり、

関節周囲の筋肉や靱帯などが過剰に緊張し、

痛み、シビレ、コリなどの様々な症状を引き起こします。

 

特に骨盤にある仙腸関節が機能障害は、腰だけでなく、

頭から手足の先まで症状を引き起こすため、問題視されています。

 

仙腸関節を軽く手で広げたり、関節面を滑らせたりすると

悪くなっていた仙腸関節の動きが改善し、痛みを和らげてくれるのが、

このAKA-博田法です。

「関節機能障害」の画像検索結果

治療対象の疾患は、

腰痛症、下肢の痺れ、痛み、背部痛、肩こり、手の痛み、手の痺れなどだそうです。

 

関節機能障害の種類は?すぐに治る?

関節機能障害は大きく3種類あります。

関節機能障害が原因であれば、AKA-博田法で全てが、

すぐに改善するわけではないそうです。

関節機能障害はそのいずれかにより治り方が異なります。

関節機能異常

単純性関節炎

関節炎特殊型

関節機能異常

・・・最も軽症なもので関節面の動きが悪くなった時に生じます。1~2回のAKA-博田法により3週間以内に改善します。仙腸関節にもっとも多く、次いで肋椎関節、椎間関節、足の関節などに痛みが起こりやすいものです。

単純性関節炎

・・・仙腸関節に起こりやすく、強い痛みを感じます。月1回のAKA-博田法で2~3ヶ月で改善します。

関節炎特殊型

・・・特に仙腸関節に起こる関節炎の特殊なものをいいます。冷え等の自律神経の失調症状を訴える方が多く、全身の色々な部位に痛みやシビレ、コリなどを引き起こすことがあります。月1~2回のAKA-博田法で主として2~3ヶ月、時に6ヶ月以上かけて改善します。この炎症の強いものの中には治療当初変化しないものがあり、その多くは2~3ヶ月目より徐々に改善し始めるため、気長に治療と付き合う姿勢も大事だそうです。

 

AKA-博田法の関節の動きを改善する方法は?

AKA-博田法の中でも、関節の動きを改善する方法は2種類あります。

他動構成運動

抵抗構成運動

他動構成運動

・・・関節の拘縮を改善させる技術で関節の動きが悪くなっている部位に使用します。関節の中の動きを考えながら動かすことによって、痛みがほとんどない状態で可動域訓練をすることができます。

抵抗構成運動

・・・関節を動かす筋力が弱っている部位に使用します。関節の動きを考え、その動きに抵抗を加えて効率的な筋力増強訓練です。この増強訓練は特に筋力が衰えている場合に用いられます。

 

AKA-博田法の治療は?

具体的治療法としては・・・

一般的に患者さんは、立った位置での診察、その後ベッド上で仰向けになり

神経学的な検査や評価等を受けます。

最初は横向きの姿勢で治療を受けるのが一般的です。

通常の診察と同様に、レントゲンや血液検査の結果等も参考にします。

関連画像

治療を受ける場所は、腰を中心とした背骨の近く、仙腸関節からはじめます。

この仙腸関節を手で軽く動かします。

実際に動く範囲は1~2mmといわれており、

ほんのわずかな動きを手で感じ医師は治療をするそうです。

AKA-博田法で治療時に加える力は、非常にソフトなもので、

ごくわずかな動きのため、痛みを感じず、ただ触っていると感じるだけだそうです。

しかし、この治療手技はかなりの集中力と熟練を要し、

誰でもできるというものではありません。

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最後に

いかがでしょうか。

 

今回は、腰痛など体中の痛み・シビレなどに対する治療法として

AKA-博田法の治療方法などについて紹介しました。

実は、ちょっとした動きですが、施行する医師や理学療法士さんは、

医学的根拠に基づいて診断・治療を行い、ミリ単位で動かす特殊な技です。

 

このAKA-博田法に出会い、治療することで・・・

もしかすると腰から遠く離れた部位の関節痛も、

改善する可能性があると知り驚きました。

皆さんが持つ痛みも・・・この仙腸骨関節の機能障害からくる痛みで、

AKA-博田法で治るかもしれないですね。

関連画像

こちらの記事では、AKA-博田法の原因、治療対象疾患などについて紹介しています。

⇒ 参考:AKA-博田法とは?治療対象疾患、関節の痛み原因?腰・膝・股関節痛改善効果[名医]

 

参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

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