フランス、オーベルニュ地方クレルモン・フェラン一人旅!おすすめ見どころ・観光地情報

2018年にユネスコの世界遺産に登録された

「フランスの大火山地帯、シェヌ・デ・ピュイ火山群とリマーニュ断層」。

 

フランス中部にあるオーベルニュ地方にあり、

フランス本土で初の世界遺産認定です。

ここには、80個もの火山が一列に並ぶ不思議な大火山地帯があり、

空から見ると「火山のテーマパーク」のようになっていて、

溶岩が生んだ町や湖も見ることができる観光地です。

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今回は、この世界遺産に認定された「シェヌ・デ・ピュイ火山群」がある

オーベルニュ地方の中心都市、クレルモン・フェランの街、

おすすめ観光スポットについて調べたことを紹介したいと思います。

是非最後まで読んでいただければ幸いです。

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フランス・オーベルニュ地方クレルモン・フェランはどこ?

フランス中央南部に位置する高地地方が、オーベルニュ(Auvergne)地方です。

「clermont ferrand france」の画像検索結果

オーベルニュ地方は、中央山地(マシフ・サントラル)の中央に位置しています。

アリエ県、カンタル県、オート・ロアール県、ピュイ・ド・ドーム県の

4県から構成されます。

 

中心都市は、ピュイ・ド・ドーム県の県庁所在地、

クレルモン・フェラン(Clermont-Ferrand)です。

「Auvergne france」の画像検索結果

クレルモン・フェランはどんな街?

面積42.67km2のクレルモン・フェランは、西側をシェーヌ・デ・ピュイ火山帯が走り、

火山性の玄武岩でできた台地の上にあります。

 

街の至る所にその火山・噴火につながるものを見ることができます。

クレルモン・フェランは、プラトー・サントラルと呼ばれる火山性の丘を中心に発展しました。

この丘には、歴史的地区と大聖堂があり、

西側にあるモンジュゼの丘は、古いブドウ畑が広がっています。

北側は、アリエ川が流れるリマニュの平野が広がり、穀物が作られる豊富な穀倉地帯です。

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クレルモン・フェランのおすすめ観光地は?

大聖堂ノートルダム・ド・ラサンプション

大聖堂ノートルダム・ド・ラサンプション(Cathédrale Notre-Dame-de-l’Assomption)は、

クレルモンの街の中心にあり、シンボル的存在です。

「Cathédrale Notre-Dame-de-l'Assomption」の画像検索結果

14世紀に約100年かけて建てられたゴシック様式の大聖堂。

火山の溶岩の石を切り出し、この大聖堂を築いたことから、

とても重厚・厳格な黒味を帯びた色の外観をしています。

「Cathédrale Notre-Dame-de-l'Assomption」の画像検索結果

しかし、中に入ってみると・・・

色鮮やかなステンドグラスたち、絵画や大きなパイプオルガンなど必見です。

「Cathédrale Notre-Dame-de-l'Assomption」の画像検索結果

大聖堂にある2本の尖塔は、螺旋階段を使って登ることができます。

街並み、山々のパノラマを楽しむことができ、

見る価値あり・登る価値ありの場所なので、

可能なら是非トライすることをおすすめします!

住所:Place de la Victoire、 63000 Clermont-Ferrand

ノートルダム・デュ・ポール寺院

ノートルダム・デュ・ポール寺院(Basilique Notre-Dame-du-Port)は、

1998年にユネスコの世界遺産に登録された、

サンティアゴ・デ・コンポステーラ街道の巡礼路沿いの歴史的建造物です。

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12世紀に建造されたロマネスク様式の建物で、

聖堂内部は、繊細な彫刻やステンドグラスが鮮やかです。

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地下祭室には、13世紀以降信仰の対象の黒い聖母が祀られており、見る価値ありです。

住所:Rue Notre Dame du Port、 63000 Clermont-Ferrand

ピュイ・ド・ドーム

シェヌ・デ・ピュイ火山群の中で最高峰は、ピュイ・ド・ドーム(Puy de Dome)です。

フランス中央山地(マシフ・サントラル)に含まれる

オーベルニュ火山群の北端部にあります。

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ピュイ・ド・ドームは標高1465mの死火山で、ドーム山塊は30kmにも及び、

火山列(シェーヌ・ド・ピュイ)、噴火口、火山ドーム、溶岩流などの火山地形がみられます。

山頂へは麓のビジターセンターを併設する駅から登山列車で登ることができ、

山頂には気象観測所、電波塔と商業神メルクリウスの神殿の廃虚があります。

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ピュイ・ドゥ・ドームの周辺は、スカイスポーツが盛んで、

パラグライダーや気球から火山の上空を巡ることができます。

ルコック庭園

ルコック庭園(Le Jardin Lecoq)は、

クレルモン旧市街中心から少し南へ行ったところにある、地元の人たちが憩う公園です。

イギリス式庭園で約2500種類の植物を見ることができます。

 

木が動物の形に刈り込まれていたり、絵画のように植物が植えられていたりし、

地元の方たちと一緒にゆっくりした時間を過ごすことができます。

住所:Boulevard François Mitterrand、Avenue Vercingétorix、63000 Clermont-Ferrand

ラバンチュール・ミシュラン

ラバンチュール・ミシュラン(L’Aventure Michelin)は、

タイヤメーカー・ミシュランのことを知ることができる貴重な場所です。

 

というのは、クレルモン・フェラン=タイヤメーカー・ミシュラン!といわれるほど

フランス人の間でも認知があるからです。

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ここでは、タイヤの歴史、技術や仕組みについて学んだり、

実際の実物大のタイヤ(自転車、オートバイ、飛行機など)を見たり、

実際に運転ゲームもしたりできるので、

子供から大人まで誰でも楽しめる場所です。

住所:32 Rue du Clos Four、63100 Clermont-Ferrand

ロジェ・キリオ美術館

ロジェ・キリオ美術館(Musee d’Art Roger Quilliot)は、

以前クレルモン・フェラン美術館と呼ばれていました。

修道院だった建物を20世紀に現代建築として改修した6階建ての建造物です。

中には、中世から20世紀までのさまざまな美術品が所蔵されています。

ドラクロワ、ローランサン、ブッフェなど有名画家の作品を鑑賞することができます。

住所:‪Place Louis-Deteix,63000 Clermont-Ferrand

クレルモン・フェランの気候は?

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気候は、シェーヌ・デ・ピュイ火山帯の影響を受け、半大陸性気候です。

夏は猛暑で暑く、激しい雷雨があります。

冬は、とても寒く、乾燥しています。

旅行には、気軽に羽織れるパーカーやヒートテックを

持っていくといいかもしれませんね。

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最後に

いかがでしょうか。

 

あるきっかけで知った世界遺産シェヌ・デ・ピュイ火山群を調べるうえで知った

オーベルニュ地方の中心都市、クレルモン・フェランの街。

街のシンボルの大聖堂をはじめ、火山の溶岩の石材を使って建造された街なみは、

黒い・暗いというイメージ、火山・溶岩・山脈などのハードなイメージを持っていました。

しかし、様々な魅了にあふれており、

機会があれば是非訪れてみたい旅行先に間違いありません。

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次回は、このクレルモン・フェラン周辺の押さえておきたい観光地について

紹介したいと思います。

 

今回は、フランス、オーベルニュ地方クレルモン・フェランのおすすめ見どころ・

観光地情報について紹介しました。

 

こちらの記事では、フランス本土初、世界遺産に認定された、

シェヌ・デ・ピュイ火山群について紹介しています。

⇒ フランス世界遺産シェヌ・デ・ピュイ火山群!おすすめ観光地オーベルニュ地方・アクセス

参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

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