皆さんはポルトガルに面白い祭りがあることを知っていますか？
なぜかというと・・・
私たちが幼少期に使って遊んだ？!
あの、「ピコピコハンマー！」を使って祝うお祭りなのです。
ちょっと面白そうなので、このお祭りについて調べてみました。
実はこのお祭り、かなり伝統的！に人々に親しまれているお祭りと知り、ビックリ！
そこで調べたことを紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
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ピコピコハンマーを使って祝うお祭りは？
ポルトのサン・ジョアン祭は、
ポルトの守護聖人サン・ジョアンを記念するお祭りです。
ポルトで毎年6月23、24日に行われる
「聖ジョアン祭（Festa de São João）」
このお祭りは、600年以上続く！ポルトの重要な伝統祭りだそうです。
ポルトガルの首都リスボンで開催される、
聖アントニオ祭と同じくらい有名なお祭りだそうです。
参加する人々は、聖ジョアン祭をどうやって祝うのか？
スタートは、前日23日の前夜祭からです。
イワシの塩焼きを食べ、ワインを飲み、音楽を楽しみましょう。
また、この日は特別に・・・「マンジェリコ」と呼ばれるバジル香草の鉢植えを
愛する人に贈る・飾る習慣があるそうです。
勢いで?!ダンスの輪の中に入ってみるのも楽しいかもしれませんね。
夜中の0時には、盛大に花火が上がり、祭りが一層盛り上がるそうです。
この騒ぎは、朝日が昇るまで！続くので楽しみ尽くしましょうね。
そして、ここからが本題。
ポルトのお祭りならではの祝い方は、プラスチック製のピコピコハンマーの登場です！
人々はおもちゃのピコピコハンマーを持って、
他の人の頭をたたきながら街を歩きまわります。
この日だけは、無礼講。
見知らぬ人、老若男女、誰でもピコピコハンマーで叩いて、叩かれて・・・だそうです。
みんな片手にピコピコハンマーを持ち、行き交う見知らぬ人にとにかくピコピコ！
常識範囲内の力加減でお互い、楽しみましょうね。
またキャンドルを灯した紙でできた風船を飛ばす伝統もあります。
バラオン・ドゥ・サン・ジュアンと呼ばれる熱気球でこの祭りの習慣の一つ。
数人で協力しながら膨らまし、飛ばすのが結構難しいそうです。
深夜に数多くの風船が空を舞い、幻想的な雰囲気になるでしょうね。
なぜ、ピコピコハンマーが使われ始めたのか？
実は以前、
魔よけの意味を持つ「ニンニクの花」で人の頭を軽く叩く習慣！
がポルトにはあったそうです。
では、なぜそれが変化していったのか・・・ということは、あまり知られていません。
しかし、一説があり、紹介すると・・・
1963年、ポルトでプラスチック製品製造会社を経営する
マヌエル・アントニウ・ブアヴェントゥラさんが
自社製品の玩具、プラスチックハンマーを何とかして流行させたい！
と考えたことから始まりました。
まず大学の学園祭「ケイマ・ダシュ・フィタシュ」でこの玩具を提供し、
まずまずの成功を収めたそうです。
そして次に、ポルトの聖ジョアン祭でもこれを流行らせようと画策し、
1963年の祭りから無償提供を始め、翌1964年には多くのハンマーが売れた！
ことが、このピコピコハンマーが流行ったはじめと言われています。
特にポルトの子供たちには、無料でピコピコハンマーをプレゼントしたそうで、
これが親しまれるきっかけになったのではないでしょうか。
ピコピコハンマーで叩く習慣をやめさせたいポルト市当局が禁止を言い渡した！
過去があるそうです。
しかし、時すでに遅し・・・人々の間では、すでに
「ポルトの聖ジョアン祭＝ピコピコハンマー叩き」
が浸透しており、やめさせることができなかったとか・・・？！
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最後に
いかがでしょうか。
世界には様々なことを様々な方法でお祝いするお祭りがありますが、
ピコピコハンマーは楽しいだろう！と一人で納得してしまいました。
同時に親しまれる、イワシの塩焼き・ハーブのような観葉植物を贈ることなど・・・
私の知らないお祭りや情報は、沢山あり、
いつの日かポルトガルに行って、現地の人々と一緒にい楽しみたい！
と思いました。
6月のお祭りのため、今は間に合いませんが・・・来年の旅行先候補に！
是非「リストアップしたい」場所が増えました。
今回はポルトガルのポルト、聖ジョアン祭りを紹介しました。
こちらでは、スペインとフランスをまたぐ地域、
バスク地方のビルバオ観光地について紹介しています。
美術館以外にも、ここでしか見られない「橋」があり、見どころ満載です。
⇒ ビルバオ、スペイン・バスク地方へ！女子旅おすすめ観光地スポットは？
参考になる部分も多いと思うので、是非一度目を通していただけると幸いです。
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