氷河とは何か?なぜ氷河は青く輝く?自然が織りなす神秘の風景!

こんにちは。

 

皆さんは、氷河を知っていますか?

時折、テレビの自然を扱う番組で、

大きな青白い氷河が崩れて海に沈む映像を見ます。

荘厳で神秘的な映像で、

実際に近くで見るとどう感じるのだろうと圧倒されます・・・

 

そこで今回は、氷河について、まとめていきたいと思います。

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氷河とは何か?

氷河は、英語でGlacierと書き、山に積もった雪が融けきらずに残り、

山地では重力、平坦な台地では氷の重さによる圧力で

長い年月をかけて圧縮してできた氷の塊のことを言います。

 

非常にゆっくりですが、高いところから低いところへ年間、

約数m~1kmの速さで氷の塊は流れているそうです。

氷河は浸食と堆積を繰り返し、独特な氷河地形を生み出します。

氷河ができる過程は?

比較的温度の高い氷河は、融解と凍結を繰り返し、ざらざらした雪を主成分とします。

この氷河の氷は、氷と雪の層の下で圧力を受けて融解し、

 

フィルンという氷の粒に変化し、フィルンの層は一定の年月を経ると、

さらに圧縮されて氷河の氷(glacial ice)となるのです。

「glacier Ice formation」の画像検索結果

氷河の分類は?

氷河には形成される地域により、2種類に分類されています。

一つは山岳地に形成される山岳氷河、もう一つは大陸氷河です。

 

山岳氷河の温度は、一年を通して表面から底部まで氷の融点付近にあるといわれています。

一方、大陸氷河は、水の激しい昇華・冷却により、

常に氷点下にあることで融解することがないそうです。

関連画像

氷河の温度の見分け方は?

あんなに大きく、近くで見るのも恐ろしそうな氷河ですが、

氷河の温度は表面の状態で見分けることができるそうです。

 
 

氷河本体が表面に出ている場合は融解しつつあり、

乾いた雪によって覆われている場合はたとえ夏でも融解しないといわれています。

融解した水が表面に溜まっていたり、割れ目に流れ込んでいるような場合は、

内部や表面に再凍結してできた氷塊や氷層が存在します。

湿った雪がある場合は、氷点以上に気温が上昇した最後の夏からの雪がすべて堆積しています。

氷が重なり合っている場合、融解した水が氷河の中で冷たい層のところで再凍結し、

氷河になる氷が形成されつつあるといえるそうです。

関連画像

氷河はなぜ青いのか?

長い年月をかけて圧縮された密度の高い氷河の氷は、

氷中に含まれる空気の気泡が少なく、非常に透明度が高くなります。

「氷河 表面温度」の画像検索結果
 

そこに太陽の光が透過すると

赤系の光の多くを吸収してしまい、他の波長の短い青い光だけを反射させるため、

私たちの目には、氷河の氷がグレシャーブルーと呼ばれる青い色として見えるのだそうです。

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最後に

いかがでしょうか。

 

長年の氷の堆積・圧縮により作られた幻想的な氷河について学びました。

青く透き通った神秘な色を持つ氷河。

その圧倒する迫力、謎に満ちた姿は、私たちをいつまでも魅了することでしょう。

 

次回は、氷河の割れ目;クレバスや氷河観光ができる場所について紹介したいと思います。


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