モントリオール島の隣の南側の島、モンテルジー地区にある、
モン・サン・ブルーノ国立公園。
大都市モントリオールからわずかの距離で楽しむことができる自然を求めて、
地元住民だけではなく、多くの方々が訪れています。
今回は、このモンサンブルーノ国立公園の歴史について
気になることを調べましたのでまとめて紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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モンサンブルーノ国立公園とは?
モンサンブルーノ国立公園は、Parc national du Mont-Saint-Bruno
;パーク・ナシオナール・ドゥ・モン・サン・ブルーノと言います。
モンサンブルーノ国立公園は、モントリオール島の隣、
モンテルジー地区にあります。
面積8.9km²公園で、
5つの湖、果樹園、歴史的な製粉所とハイキングコースがあります。
公園内は、自然豊かで何百種類もの花、木、動植物を見ることができる他、
クロスカントリー・スキー、カヌーやピクニックなど
アウトドアを満喫できる皆の憩いの場でもあります。
(参考 ⇒ モンサンブルーノ国立公園(モントリオール近郊)観光旅行・自然満喫・紅葉・ハイキング)
モンサンブルーノ国立公園の歴史
16世紀にフランス人が入植してくるまでのはっきりとした当地の記録はありません。
そのため、それ以前は、先住民であるセントローレンスイロコイ族が
いたのではないかと言われています。
1710年、Boucherville;ブーシャーヴィル領地から
Montarville;モンタービル領地を管理する
Pierre Boucher;ピエール・ブーシェー氏に領土が譲り渡されました。
実は、このモンタービル領地は、
交通・物資運搬に欠かせないセントローレンス川に直接アクセスできない!
内陸に位置していたため、
譲り受けた30年以上後まで開発はなかなか進みませんでした。
その後、5つの湖と多数の小川のネットワークで構成される
大規模な排水システムが構築しました。
これは、小麦粉の製粉、木材の製材、革・紡績工場などに電力を供給するための
水力エネルギーの生産を可能にし、工業化に成功しました。
1825年、ブーシェ家はこのモンタービル領土をモントリオールの弁護士
François-Pierre Bruneau;フランソワ‐ピエール・ブルノーに売却し、
その後、従兄弟のOlivier Théophile;オリビエ・テオフィル
(1851年にマギル大学で最初の解剖学教授を務めた)に譲りましたが、
1855年に同氏が死亡し、所有者がいなくなりました。
1897年、モントリオール出身の裕福な銀行家である
Edson L. Pease;エドソン・L・ピーズが、
プライベートの別荘や庭を作るために広大な土地を購入しました。
1899年、一部の土地を残し、
ほとんどの領地をピーズ氏が主宰するモン・ブルーノ協会に売却し、
その後、1940年までの間に10のリゾートを建設しました。
行楽客は、乗馬、狩猟、釣り、ゴルフ、芝生のボウリングなどを楽しんだそうです。
20世紀初頭、様々な宗教団体が食糧需要のために当地を購入しました。
Saint-Gabriel;サンガブリエル兄弟も山の一部を購入し、
近隣の人々のために学校、果樹園や樹木園を建設しました。
1969年、地元自治体が介入し、1.5 km²に近い地域の譲受人になりました。
同時に、ケベック州政府へ山全体の保護を要求しました。
1975年、ケベック州政府は山の一部の購入を開始し、
1985年モンサンブルーノ公園を正式に設立しました。
1999年以来、SÉPAQ;Société de sétablissements de plein air du Québecにより
モンサンブルーノ国立公園は管理されています。
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最後に
いかがでしょうか。
ここモンサンブルーノ国立公園のある地区は
大きな庭を持つ家も多く、特にクリスマスの時期に
様々な彩のイルミネーションを見に・・・ドライブします。
何気なくドライブしていましたが、次からは、ちょっと歴史を振り返りながら
見てみるクリスマス・ドライブもなかなか楽しそうです。
皆さまも、もし訪れる機会がありましたら、ぜひ楽しんでくださいね。
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