なぜ葉っぱは緑色?木の葉に含まれる葉緑体、葉緑素クロロフィルとは?光合成とガス交換

当たり前のように身近にある木々。

ここカナダ東部では、やはりメープルの木が多いようですが、

それ以外の木々も沢山です!

昔学校の理科の授業で習った木の葉のこと、光合成について・・・

あんなに勉強したのに忘れてしまっていることに気づきました。

 

そこで今回は、理科の授業で習ったことを思いだしながら

気になったことを調べましたので紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

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木の葉とは?

木の葉とは、一般的に植物が持つ器官で、

呼吸や光合成を行っています。

形は様々ですが、

たいていは薄く扁平に広がって、楕円形をしています。

これは、太陽の光が葉に当たる際、光を効率よく吸収して光合成し、

ガス交換できるような形になっている訳です。

 

針葉樹と呼ばれる裸子植物などでは、木の葉は細くとがっています。

広葉樹と呼ばれる被子植物などでは、

水平に広がった木の葉を見ることができます。

葉の組織とは?

葉の外側(表と裏)には、

内部を乾燥や刺激から守る表皮組織で取り囲まれています。

この葉の裏側の表皮組織に「気孔」と呼ばれる

ガス交換や蒸散をする穴があります。

 

葉の内側には、同化組織があり、

それぞれの細胞には楕円形の葉緑体含みます。

この葉緑体の内部では光合成が行われますが、

緑色の色素であるクロロフィルを含むことから、

葉の全体が緑色をしています。

葉緑体とは?

葉緑体は、一般的に種子植物の葉に存在する細胞小器官で、

多量のクロロフィルやカルテノイドを含みます。

直径5~10㎛、厚さ2~3㎛で凸レンズの形状をしています。

 

一般的な特徴としては、2重の包膜で囲まれ、

葉緑体DNAを持つことです。

葉緑体の内部はストロマと呼ばれ、

多数の薄い袋状の構造が並んでいます。

葉緑素のクロロフィルとは?

葉緑素のクロロフィルは、光合成の明反応で光エネルギーを吸収し

化学エネルギーへと変換する光アンテナとして役割を持つ化学物質です。

植物では、葉緑体の2重の包膜の中に多く存在し、緑色にみえます。

 

葉で行われる光合成とは?

光合成とは、光合成色素を持つ生物が行う、

光エネルギーを化学エネルギーに変換します。

言い換えると、

光化学反応とカルビン回路の2段階に大別される生化学反応です。

 

光化学反応は、光エネルギーを使用して、

水と空気中のCO₂(二酸化炭素)から炭水化物を合成します。

また、カルビン回路では、

光合成で水を分解する過程で生じた酸素を

大気中に放出するガス交換にも関わります。

 

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最後に

いかがでしょうか。

 

文書を読んでいると少し思い出してきましたが、

すっかり忘れている自分に驚きました。

葉っぱ・・・日常で見慣れている何気ないことでも、こうして調べてみてみると

とてつもないエネルギー、細密な構造、仕組みなどかけがえのないことばかりです。

窓から見る木々・葉たちの印象が少し変わりそうですね。

今回の記事では、緑の葉っぱについての知識のおさらいを紹介しましたが、

次回の記事では、紅葉について、葉の色変化や落葉の仕組みについて紹介いたします。

 ⇒ 

参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。


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