こんにちは。
雪もだいぶ溶けてきました。
今回は、カナダ東部の観光地でこの時期によく見られる出店!の話です。
といっても、ちょっとした出店のようなスタンドのようなスタイルもあれば、
モントリオールの地下鉄駅のモン・ロヤル Mont-Royal のように
地上に出れば、駅の真横に特設の小屋を作られていることもあります!
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メープルシロップって?
メープルシロップは、サトウカエデなどの木の樹液を濃縮した甘味料です。
ホットケーキなどにかけて食べる方法が一般的な甘い、
ちょっと匂いが強いシロップです。
このシロップは、カナダ東部~アメリカ北東部のの生産量が多く、
ケベックでは有名なお土産にもなっています。
常温で液体状・・・メープルシロップ
常温で固体状に濃縮されたもの・・・メープルシュガー
シロップを加熱濃縮後に急速に冷やし、クリーム状にしたもの・・・
「メープルバター」として、
お土産や各家庭で色々な料理やデザートに使用されています。
サトウカエデの樹液は、
寒い時期の2-4月で寒暖の差が大きくなる春先に採取されます。
大きな木の幹に小穴をかけて、
樹液があふれ出てきたところをバケツに受け止めます。
一本の木より40-80Lの樹液がでるそうです!
また、「等級」があり、色、風味、糖含量で等級が決定され、
シロップの琥珀(こはく)色が薄く、風味が繊細なほど価値が高くなるそうです。
アメリカ分類とカナダ分類の2種類に分かれており、呼び方が異なります。
アメリカ分類によるGrade(等級)の呼び方がA,B,Cであるのに対して、
カナダ分類によるGradeはNo1, No2, No3となります。
Grade A Light Amber (アメリカ分類) No.1 Extra light (カナダ分類) 光透過率は微妙な味で75%以上です。 |
Grade A Medium Amber (アメリカ分類) No.1 light (カナダ分類) |
Grade A Dark Amber (アメリカ分類) No.1 Medium (カナダ分類) 光の透過率は44%〜60.4%で、典型的なカエデの味がします。 これは、パンケーキ、料理などに使用される典型的なメープルシロップです。 |
Grade B (アメリカ分類) No.2 Amber (カナダ分類) 光の透過率は27%から43.9%の間で、強いメープルの味がします。 |
Grade C (アメリカ分類) No.3 Dark (カナダ分類) 光の透過率は26.9%未満で、わずかにキャラメル化されたメープルシロップの味です。 |
* 参考:Maple syrup world. com / Image Source: http://www.siropderable.ca
メープルシロップの飴の作り方
材料は、
メープルシロップ、氷、棒 のみです。
作り方は?
アツアツに熱したメープルシロップを、
氷が敷き詰められているバットの上に直接、棒状に落とし、
それを固まりきる前に棒に巻きつける!
という、実に単純な作業です!
作るときに、飴を氷に押しつけながら、氷ごと調子よく巻きつけていきます!
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食べてみたら・・・
歯が浮くほど・・・甘い!かと思ったのですが、
そこまでキツイ甘さではありませんでした。
でも、やっぱり・・・甘い!!
そして、氷が溶けるのと同時に、シロップが下に垂れてきて・・・
手がべたべたになる!おまけつきでした・・・
可能なら、溶ける前に口の中に全部入れることをオススメします!
私にとっては、ケベック名物の辞められない、春の楽しみのひとつです!
今回の記事はメープルシロップ飴でしたが、
こちらの記事ではカバナ・スークルについて話しています。
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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