テレビ番組「名医のTHE太鼓判!」(毎週月曜日19時00分~20時00分 )で
2018年12月17日に
【腰痛・ヒザ&股関節の痛みを改善スペシャル】があります。
その中で、「キクラゲ…ビタミンDの最強食材股関節の痛みを改善」とあり、
あの木についている?!キクラゲに栄養があること自体を知らなかった私。
ということで、気になる・・・
キクラゲについて今回は焦点を当てて紹介していきたいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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まずは、キクラゲとは?
キクラゲ(木耳)は、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコです。
学名は、Auricularia auricula-judaeで属名はラテン語の「耳介」に由来します。
種小名は「ユダの耳」。
ユダが首を吊ったニワトコの木からこのキクラゲが生えたという
伝承に基づいているそうです。
そのため、ヨーロッパではキノコとして食べられることは好まれていないとか。
日本語では、漢名「木耳」(ムーアル)の熟字訓できくらげと読みます。
これは木に生えるクラゲ(水母)のような食感の食材という意味からきているそうです。
キクラゲの特徴としては、
ほぼ無味無臭です。
形は不規則で、円盤状、耳状など様々な形をしています。
背面の一部で枯木に付着し、子実体はゼリー質でやや半透明、
背面は粗毛で白く、表面は暗褐色で滑らかです。
乾燥すると小さく縮み、湿ると元に戻る特徴もあります。
生の状態では脆く破れやすいが、火を通すと名前の通りクラゲを思わせる歯ごたえに変化します。
主に中国、日本、台湾、韓国などの東アジアで食べられています。
実は、キクラゲには、黒いキクラゲと白いキクラゲがあります。
一般的な黒い物が「キクラゲ」で、白い物は「シロクキラゲ」という別品種ですが、
どちらのこともキクラゲと呼んでいるそうです。
主に乾燥品が流通していますが、近年は鹿児島県沖永良部島産の
生のものが市場に流通しており、
乾燥したキクラゲを水で戻したものにくらべて弾力が強いそうです。
原木栽培と菌床栽培で比較的簡単に栽培できます。
キクラゲの収穫時期は、地域により異なりますが、
春から秋にかけての4月頃から10月頃までです。
キクラゲの適温は25℃~30℃と高いため、温かい時期に見かけます。
美味しくいただける旬の時期は、6月から9月の夏です。
キクラゲに含まれる栄養成分とは?
乾燥キクラゲ100g中に含まれる栄養成分は・・・
栄養成分 |
含有量(乾燥キクラゲ100g中) |
食物繊維 |
不溶性73.1g、水溶性6.3g |
ビタミンB2 |
0.44mg |
ビタミンD |
128.5μg |
カリウム |
630mg |
カルシウム |
82mg |
マグネシウム |
110mg |
鉄分 |
10.4mg |
亜鉛 |
0.8mg |
エネルギー |
171kcal |
*参照・・・日本食品標準成分表2015年版(七訂)
キクラゲの健康効果・効能は?
食物繊維
食物繊維は「不溶性」と「水溶性」の2種あり、
食べることで腸内環境を整える整腸効果が期待できます。
水溶性は、水に溶ける食物繊維で、食物が胃腸内をゆっくり移動するため
お腹が空きにくくなり、食べ過ぎを予防、
また糖質の吸収をゆるやかにして血糖値の急上昇を抑えるため、
糖尿病や肥満の予防にもつながるといわれています。
不溶性は、水に溶けにくい食物繊維で、食べ過ぎの予防に効果的ということ、
食べると水分を吸収して膨らむ性質があり、
腸を動かすことで便秘の改善を促すといわれています。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウム・リンの吸収を促し、
骨や歯を丈夫にしてくれる大切な栄養成分です。
きのこ類、魚介類、卵などに含まれており、
積極的に摂取して「骨粗しょう症」を予防します。
また、ビタミンDは、免疫力を高め、がん予防にも効果があるといわれています。
ミネラル
カルシウムや鉄、亜鉛などの栄養成分をまとめてミネラルといいます。
体の調子を整える大切な栄養素で、
食事をすることでその不足を補わないといけません。
生のキクラゲの選び方、保存方法は?
生のキクラゲを選ぶポイントは・・・
出来るだけ肉厚なもの
表面にしっとりした艶があるもの
色が濃い物
を選びましょう。大きさや縮れ具合は、気にしなくても栄養には影響しません。
生のキクラゲを保存する方法は・・・
水気がつかないように、キッチンペーパーで包み、
ジップロックなどの保存する袋にいれて冷蔵庫でほぞんしましょう。
また、ジップロックに直に入れて空気を抜き、冷凍しても大丈夫だそうです。
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最後に
いかがでしょうか。
キクラゲの生が売られていることを知らなかった私は、
日本産のものがあることに驚きました。
自分がいつも買っているキクラゲは乾燥の輸入物。
今回、キクラゲに豊富な食物繊維、ビタミンDやミネラルがあることを知り、
明日からの料理チョイ足しアイテムとして・・・積極的に使ってみようと思います。
もしよければ、皆さんも・・・生のキクラゲがスーパーにないか、
確認してみましょう!
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