毎週土曜日9時30分~9時55分に放送されるテレビ番組「食彩の王国」。
2018年10月6日の放送で「アナゴ」が取り上げられるようです。
アナゴ・・・といっても、
ウナギの代わり?見た目も同じだし、さばいたアナゴは、全く鰻と一緒じゃ??
と思っていました。
では、何が違うのでしょう?
気になってきましたよね。
スーパーで手頃に手に入るのは、アナゴ。
値段も庶民価格で、タレがかかったウナギもアナゴも同じに見えます。
知って鮮魚店やスーパーに行ってみると・・・
見事に私の近所はアナゴばかり。
そこで、アナゴのこと、アナゴとウナギの見分け方・違いについて
調べてみたので紹介します。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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アナゴとは?
アナゴは、ウナギ目アナゴ科アナゴ属の海産の硬骨魚です。
アナゴといっても
クロアナゴ、ギンアナゴ、ゴテンアナゴなどがいますが、
日本で食用とされているあなごは、「マアナゴ」です。
体型は、細長く円柱状をしており、背と臀鰭(しりびれ)は尾につながっています。
ウナギ、ハモと同じで、に腹鰭(はらびれ)がなく、「無足魚類」といわれます。
体色は環境によって違い、
濃茶色、淡灰褐色(砂泥底)、濃褐色(岩場)にわかれます。
また、腹側は白銀色で、側線の孔が白色点で、
白点が尾にかけて1縦列に走っています。
アナゴのメスは90cm~1m、オスは小さくて40~50cm前後に成長します。
特徴は、夜行性。昼間は砂泥地の穴など海底に生息・潜んでいます。
そのため、穴子漁は底曳網や延縄漁で行われます。
アナゴとウナギの違いは?
ウナギとの違いは、アナゴは上アゴの方が大きく、
側線上に白い斑点が並んでいるため、見分けることができます。
アナゴは、浅い海の砂泥底に生息する海水魚ですが、
ウナギは違います。
熱帯~温帯にかけて分布し、魚の時は川・湖などの淡水で生息しますが、
産卵時期になると海に行き、孵化します。
その後、シラスウナギとなって川や湖に戻ります。
また、アナゴは成長すると体長が約1mほどになりますが、
ウナギは、体長約60㎝です。
アナゴの旬は、6~8月。さっぱりとした味が良い!と言われ、
脂分の少ない夏が旬といわれます。
ウナギの旬は、脂分の多い10~12月です。
アナゴを美味しく食べる方法は?
食べ方としては、蒲焼、白焼き、寿司、煮物、天ぷら、
アナゴご飯、アナゴ丼、酢の物・・・
などにしても美味しいです。
アナゴはどのようなカロリー・栄養がある?
カロリーは100gあたり生マアナゴ161kcalです。
主な栄養成分としては、
タンパク質、脂質、ビタミンA(レチノール)、
ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、
葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、
ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、セレン
などを含みます。
アナゴの体への効果効能は?
疲労回復
免疫力向上
感染症の予防
眼精疲労の改善
夜盲症の予防
体力向上
生殖作用の維持(滋養強壮)
があるといわれています。
特に、アナゴの良質なタンパク質は、
体力の向上、代謝活動の促進、疲労回復に役立ちます。
ダイエット中など、美味しいものを食べながら、
効率よくタンパクを取りたい人、脂肪分を少なめにしたい人は注目ですね。
アナゴとウナギの栄養比較をしてみましょう!
栄養成分比較すると・・・
タンパク質は、アナゴの方がウナギより豊富です
脂質は、ウナギの半分以下です
カロリーは、ウナギが高く、アナゴの方が低いです
ビタミン類は、ウナギの方が圧倒的に豊富です
ミネラル類は、ウナギとほぼ同じ量です。
ウナギも栄養豊富ですが、アナゴも負けておらず、栄養満点です!
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最後に
いかがでしょうか。
アナゴとウナギは何が違う??と思って、はや○○年。
ずっと疑問に思っていたことが、解決しました!
私のご近所では、ウナギ・・・と書かれたアナゴが冷凍食品コーナーにあります。
海外だから仕方ないか・・・。
ウナギは脂っこいから7月の土用の丑の日に1回/年・・・
と思って食べていたのですが、
アナゴの長所を知った今、上手くいかさなければ!
今後は、ウナギに比べてお手軽な値段で手に入る「アナゴ!」ですね。
夕食メニューのレパートリーが増えそうです。
次回は、アナゴの栄養について、体に及ぼす効果効能について紹介したいと思います。
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