テレビ東京系の番組、
「世界ナゼそこに日本人 現地で超有名&秘境で自給自足の日本人3時間SP!」が、
2018年10月1日(月)20時00分~22時48分に放送されます。
その中のコーナーで、
ブラジルの「アルタミラ」という町に住む日本人のことが取り上げられます。
この方は、アマゾン川の支流シングー(Xingu)河のほとりで
一人暮らしをされているらしく、
ナゼそこに移住してきたのか、
これまでの人生や今後のことについて紹介されます。
番組紹介で、気になる文言が・・・
「アマゾンの奥地で17年間もたった1人で自給自足生活している69歳ワケあり男性。
入浴はアマゾン川、食料はピラニア! 一体なぜ?
その裏には愛する人を失った衝撃の人生ドラマが!」
入浴はアマゾン川?
食料はピラニア?
本当にワケありのようです。
かなり気になってきたため・・・調べたので紹介したいと思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
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アマゾンに住む日本人とは?プロフィールは?
アマゾンにて独り暮らしをされている方の名前は、
小川芳男(おがわ よしお)さんです。
1952年生まれ
東京都世田谷区出身
職業は、元熱帯魚ハンター
アマゾン川で素潜りで熱帯魚を捕っていたそうです!
しかし、体力の限界のため、51歳で引退し、
その後、アマゾン川流域を転々としたそうです。
現在は熱帯魚雑誌のライター、アマゾンフィッシングガイドをされています。
60歳から、アマゾン奥地の「アルタミラ」で定住されているようです。
約40年ブラジルで過ごされています。
28歳の頃に結婚されたブラジル人の奥様がいらっしゃいましたが、
「愛する人を失った」と番組紹介されており、
お亡くなりになったのかもしれません。
また、3人の息子さんがいらっしゃいますが、絶縁状態だそうです。
なぜ、小川芳男さんはアマゾンで暮らし始めたのか?きっかけは?
アーサー・コナン・ドイルの本「失われた世界」を読んで
アマゾンで暮らしたいと思ったのがきっかけ。
25歳の時、アマゾンに来られました。
小川芳男さんは、有名な熱帯魚ハンター?!
アマゾン川流域で熱帯魚ハンターとして活躍され、様々な新種を発見されます。
新種の熱帯魚を見つけた数は、100種以上!
インペリアルゼブラプレコ、オパールドットマグナム、
オレンジフィンカイザープレコ、ゴールドエッジマグナムプレコ、
プラチナロイヤルプレコ・・・などを発見している有名な方なのです!
その功績から、「グランデ小川」と呼ばれています。
なぜ、小川さんはアマゾン奥地に住み着いているのか?
実は、このアマゾン川支流のシングー川のほとりで一人暮らしをされている、
理由があるようです。
アマゾン川に住む「プレコ」と呼ばれる甲冑をもったナマズは種類が多く、
愛嬌があって美しいといわれています。
それは、1987年に小川さんが新種の熱帯魚として発見した「インペリアルゼブラプレコ」。
この熱帯魚は今、絶滅危機に瀕しています。
インペリアルゼブラプレコの野生の生息地は、
シングー河最後の急峻地帯に限られているからだそうです。
しかし、シングー河では近年できた「ベロ・モンテ水力発電ダム」が原因で、
水没あるいは干上がる流域は、安定した水量が保たれていないそうです。
実はこの流域こそが、インペリアルゼブラプレコの生息分布と重なっており、
干上がっても、水没しても生きていけず、絶滅の危機に陥っています。
野生群はダム完成後におそらく絶滅するであろうことは長年、
識者によって論じられています。
小川さんは、
「自分が見つけた新種の熱帯魚たちの最期を看取るのも自分だ!」という思いから、
この地に定住を決められました。
また、近隣の大学パラー連邦大学の大学教授と協力して
アルタミラが面するシングー川に生息する魚の繁殖研究、魚類調査をしています。
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最後に
いかがでしょうか。
ブラジルのアマゾンの奥地の町に住む元熱帯魚ハンター、小川さんを紹介しました。
何かをする際は、きっかけは色々ありますが、小川さんは、
「せっかく生まれてきたのだから、自分の思ったことを、自分で考えて、自分でやってみたい」
という熱い思いからこの地を選び暮らされています。
「ブラジルで骨を埋める覚悟です」
と今後のことを語られています。
自分の人生を自分で決め、有言実行してきた小川さん。
今後も末永く、
アマゾン川に住む熱帯魚を見守り続けていかれることを心から願っています。
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