こんにちは。
自分たちの生活の中で、実は深くかかわっている信仰・宗教に関して・・・
それは・・・世界中には、数多くの宗教が存在します。
その中でも仏教は、世界三大宗教に数えられ、全世界に数億人の信徒を持つとされる宗教です。
特定の宗教を持たない人が多い日本人にとっても、昔から、何かしら仏教と深い関わりを
持ってきたことは、誰もが知るところだと思います。
インドでも同じ。
ヒンズー教で有名なインドですが、実は仏教の生まれた国でもあるのです。
今回は「仏教」にかかわる地を紹介していきたいと思います。
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仏教が生まれ、悟りが啓かれた地、「ブッダ・ガヤ」
ブッダ・ガヤは、インド北西部にある町です。
この地は、「仏教が生まれた地」と言われ、毎年多くの巡礼者が世界中から訪れます。
仏教徒にとって最も重要な聖地だそうです。
仏教発祥の地であるブッダガヤでは、様々な国の僧たちが異なった法衣を見にまとい、
熱心に祈りを捧げています。
世界各国の仏教様式を見ることが一挙に見ることができる場所でもあり、興味深いですね。
毎日のように世界中から仏教徒が集まる神聖な場所ですが、特に目立つのが・・・
今から約2500年前に仏教が生まれたその場所に建っている!と言われる、
「マハーボディ寺院」で、皆この寺院を目指して集まっているのです。
世界遺産「マハーボディ寺院」
マハーボディ寺院は、ブッダガヤの町の中心にあり、2002年に世界遺産に登録されました。
この寺院は高さが52メートルあり、インドにおける仏教美術が最盛であったころの
グプタ朝時代の様式である総レンガ造りで建築されています。
無数の仏教建造物があるブッダガヤの中でも特別な存在なのです。
もとは、インドで最も古い王朝であるマウリヤ朝のアショーカ王が、
紀元前3世紀に釈迦が悟りを啓いた場所にマハーボディー寺院を建てました。
その後7世紀にほぼ現在の形になり、幾度も増築・改修を繰り返し、
現在の高さ52メートルの寺院となりました。
本殿には、10世紀末から安置されている金色に輝く釈迦如来像があります。
寺院の裏側には、ブッダが瞑想したという場所「金剛座」と「菩提樹」があります。
早朝から夜遅くまで開いている当寺院ですが、
世界中から熱心な仏教徒が集まり祈っている場所でもあります。
ルール・マナーに注意し、静かに見学することをおすすめします。
ブッダ悟りの木「菩提樹」
釈迦は、この木の下で49日間の瞑想をし、その後、悟りを啓き、
ブッダ(目覚めた人)となった!と言われています。
信仰する人にとって、その瞑想・悟りを啓いたという初めを意味し、とても重要な木なのです!
現在の木は釈迦が悟りを開いた当時の木の直系と伝えられています。
厳重に柵で囲われているため、直接近づくことはできませんが、
多くの仏教僧侶、巡礼者がこの木の下に集まってくるのだそうです。
祈りの姿、「五体投地(ごたいとうち)」とは?
「五体投地(ごたいとうち)」という、仏教において最も丁寧とされる祈りの姿をしている、
僧侶たちを、当寺院でみかけるでしょう。
頭、両腕、両足を地面に投げ伏せる、という意味の「五体投地」。
はた目から見ると、腕立て伏せをしているような姿ですが、
全身全霊を捧げて祈っている・・・そうです。
そうと知ると、灌漑深いものですね。
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最後に
いかがでしょうか。
小さいころから切っても切れないほど日本人の中に浸透している仏教。
宗教と聞くとつい・・・身構えてしまいがちですが、
昔から世界中の人たちが大切にしているものに触れ、感じてみることは
とても大切なことだと思います。
そうすることで、先祖を思い、未来に思いを馳せる・・・
忙しい私たちが忘れてしまいがちな大事なことを思い出すきっかけになる、
貴重な経験ができるかもしれませんね。
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