皆さんは氷河についてどう思われますか?
大きな氷の塊、日常では見れない光景、寒すぎ・・・
色々と思い浮かべることができると思います。
実は世界中にこの氷河が見・体験することができるスポットがあります。
今回は、私が住むカナダの西部にあるコロンビア氷原について
紹介したいと思います。
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コロンビア氷原観光とは?
コロンビア氷原(Columbia Glacier)とは、
カナディアン・ロッキー山脈地帯に存在する氷原です。
カナダには他にも氷原があり、実はカナダの中では少し小さめだそうです。
氷原の面積はおよそ325 km²で、氷の厚さは最大約350mです。
レイクルイーズからバンフを結ぶ
国道93号線「アイスフィールド高速道路;Icefields Parkway」
と呼ばれる観光ルートの中央部に、このコロンビア氷原は広がります。
実際に氷河体験できるのは、
このコロンビア氷原から流れだしている氷河の一つであるアサバスカ氷河です。
コロンビア氷原の観光時期は?
コロンビア氷原観光は、4月~10月の期間限定です。
しかし、悪天候でのツアー休止があるため、
5月中旬から9月中旬に訪問することをおすすめします。
コロンビア氷原観光時のおすすめの服装と持ち込みアイテムは?
ジャケット・フリースなど防寒上着
氷原=氷!です。
そのため、真夏と言っても少し冷えます。
カーディガンやフリースの上にウインドブレーカーなどを着用しましょう。
特に5月・9月は寒さが残ります。
暑ければ脱ぐことができますので、万全の対策をしていきましょう。
スパイク付きなど登山用の靴・雪靴
スニーカーでもいけますが、氷のため滑りやすいです。
サンダルやヒールのある靴は問題外!危ないのでやめましょう。
氷原だけでなく、周辺の都市にはきれいな湖などあり散策できるような
歩きやすい靴をおすすめします。
サングラス・帽子
夏で日差しが強いということもありますが、
氷は太陽光を反射するため刺激が強いです。
そのため、帽子やサングラスをし、自分の身を守ることをおすすめします。
実際にコロンビア氷原観光に行こう!
コロンビア氷原観光は、
まずグレイシャー・ディスカバリー・センターに行きましょう。
ここで氷河見学に必要なチケットを買うことができます。
時間制限・入場制限があるため、早めにチケットを購入し、
予約時間を確定しましょう。
入場までの待ち時間は、センター内にある、カフェテリア、レストラン、
お土産や資料展示コーナーなどで過ごします。
氷河上には、トイレはありません!
センターで必ずおトイレに行っておきましょう。
朝早くやお昼頃は観光客が多いため、観光時間のおすすめは、
昼前や午後3時頃!この時間帯は待つことなく入場できると思います。
時間になれば、横の駐車場に止まるシャトルバスに乗り、
アイス・エクスプローラー乗り場へ移動します。
アイス・エクスプローラーに乗り換えたら、いざアサバスカ氷河へ向かいます。
直径約1.5mの大きなタイヤ!タイヤ6個で走る
このアイス・エクスプローラーは巨大ですね。
最大56名も乗車でき、急な傾斜の坂道もこの雪上車は難なく、
上り下りすることができます。
車内では、コロンビア氷原の成り立ちや
アイス・エクスプローラーの説明があります。
いざ、氷河に着くと、皆下車し、探索開始です!
安全を確認した目印のコーンがあります。
コーンの内側エリアなら自由に散策でき、写真を撮ることができます。
氷河の冷たい水を飲むこともできます!
足下に約300mの分厚い氷があると考えると自然の雄大さに圧倒されます。
コーンのすぐ外側にはクレバスなどがあり、
とても危険なのでコーン外側の立ち入りは厳禁です。
注意しましょう!
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最後に
いかがでしょうか。
テレビの自然番組などで、氷河が崩れ落ちる瞬間などを特集しているシーンをみて、
すごいと思っていましたが、
実際にカナダでその氷河の上を歩ける!と驚きました。
世界にはまだまだ知らない興味深いことがたくさんありますね。
実際に体験することにより、自然への尊敬の念を再確認できるとともに
地球温暖化のことも考えさせられる・・・
何かしないといけない・・・
と、心から思う、思い出に残る旅ができることは間違いないと思います。
今回の記事はカナダ、コロンビア氷原の紹介でしたが、
こちらの記事ではその氷河についての説明をしています。
⇒ 氷河とは何か?なぜ氷河は青く輝く?自然が織りなす神秘の風景!
またこちらの記事では、氷河にある危険な裂け目のクレバスについて詳しく話しています。
⇒クレバスとは?ヒドゥンクレバスは自然が織りなす芸術に潜む危険な場所
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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