知っているようで知らないことを求めて・・・
ふと気になったこと。
皆さんは、桜、梅、桃の花を見分けることができますか?
実際に何が違うのか・・・と聞かれると、答えられない私。
そこで今回は、春を告げる木々、桜、梅、桃の違い、見分け方について
調べたことを紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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桜・梅・桃の花の見分け方のポイントは?
いずれも、バラ科サクラ亜科サクラ属に分類されています。
開花時期は、地域、環境などの気象条件の違い、品種の違いによる差もあります。
北海道以外の地域では、梅⇒桃⇒桜の順に咲いていくといってもいいでしょう。
桜、梅、桃の花の見分け方として、ポイントが何点かあります。
違いを見分けるポイントは、
開花時期
花柄
つぼみ(蕾)
花びら(花弁)
幹
で見分けることができます。
花柄とは、枝から分かれた小さな茎のことで、この先に花が咲きます。
また、香りも違うため、香りで見分けることも可能だそうです。
桜・梅・桃の花、特徴と違いは?
では実際に、各花の特徴、他と違う所を比べてみましょう。
桜
桜の開花時期は3月下旬~4月上旬頃。
大きいものでは高さ20mにもなります。
ヤマザクラやソメイヨシノなど、300品種以上が存在しています。
花の色は、白やピンク色、花びらの先は割れているのが特徴です。
花柄が長く、一節に複数の花が丸々と咲くことが特徴的です。
つぼみの段階では、細長い形状です。
葉は、ソメイヨシノは花の後に葉が出ますが、八重桜などは花と同時に葉が出ます。
葉の形は、楕円形で葉の縁はギザギザ状です。
幹には、横に縞模様が見られます。
梅
梅は1~3月に開花します。
高さは約5~10mに成長する高木です。
梅は500種以上の品種があり、別名は「春告草(はるつげぐさ)」とも呼ばれています。
花は直径2~3㎝で香りをもちます。
花柄が短いため、花が枝に直接くっついているように咲くのが特徴です。
つぼみの段階では、丸ッとした形です。
1節に1つ花が咲き、桜や桃の花に比べて花数が少なく感じます。
色は白、ピンク、赤の3色で、花びらの先は丸くなっています。
幹は割れ目が目立ち、ザラザラしています。
桃
桃は4月に開花する果樹です。
樹高は5~6mです。
花柄は短く、花が枝にくっついているように咲きます。
1節に1~2つの花が咲き、梅の花に比べて花数が多く感じるでしょう。
つぼみの段階では、丸ッとした形です。
花の色はピンクや紅色をしています。
花と同時に楕円型の葉も出てくるため、梅と見分けやすいでしょう。
花びらは「梅」に比べると先がややとがっていることが特徴です。
幹はボコボコしており、斑点模様が見られます。
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最後に
いかがでしょうか。
確かに調べて感じたことは、そういえば・・・と納得することばかり。
幹を見るだけで、つぼみを見るだけでも見分けることができることを
知ったのは今回の学びでした。
北海道では、桜、梅、桃は4月下旬~5月下旬にかけてまとめて開花するそうです。
一斉に開花するとなると、想像するだけでも華やか、艶やか、贅沢ですね。
また花が散って葉が生い茂る木々をみるのも季節を満喫できますね。
ちょっと周りを見渡してみると実は思いがけない木々が
あなたの周りにあるかもしれません。
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