テレビ番組「世界ナゼそこに日本人」で スゴすぎる日本人職人2時間スペシャルが
2019年3月11日 20時00分~21時54分 にあります。
世界のVIPも認めた!
「ベルギーに本物の和食を広め国民栄誉賞級の勲章を授与された70歳スゴ腕職人」
というコーナーがあり、
職人歴51年!世界のVIPをも虜にする意外な日本食とは?とあり、
気になり調べてみましたので紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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ベルギーで活躍する、日本料理のシェフは?
その日本料理人の名前は、末次庸介(すえつぐ ようすけ)さんです。
ベルギーで和食を広めた有名な職人さんで、
現在、ベルギーの首都、ブリュッセルに在住し、
和食レストラン「のんべえ大学」で腕を振るわれています。
その活躍により2016年12月ベルギー王国より
「レオポルドII世勲章シュバリエ章(騎士)」を授与されました。
末次さんのプロフィールは・・・
東京都出身
ご家族は、奥様と2人のお子様に恵まれました。
最終学歴は、服部調理師専門学校を1968年に卒業されています。
血液型はAB型
趣味は、ゴルフ、卓球
専門学校卒業後、東京・赤坂の「田川」にて修業を始められました。
1977年、29歳の時にベルギーの「田川」に転勤として移動された末次さん。
いきなり160席の大型店舗を任されたそうです。
日本では、親方の経験も、マネジメントの経験もしておらず、大抜擢だったとのこと。
そのため、数々の苦労をしてこられました。
ベルギーの「田川」で料理長として長年勤める傍ら、
来白(白=白耳義;ベルギーのこと)される天皇、皇后、歴代総理大臣や要人、
またベルギー王室関係者の料理を作るなどの経験もあるそうです。
2005年末に先代の田川でお世話になっていた女将さんが亡くなったこと、
ご自身の母親の想いもあり、独立に向けて退職されました。
およそ1年の準備期間を経て、
2007年1月、日本食レストラン「のんべえ大学」を
ブリュッセル市内にオープンしました。
25席の店内をご家族と共に切り盛りする忙しい毎日を送っていらっしゃいます。
なぜ名前は「のんべえ大学」というレストランなのか?
実は名前の「のんべえ大学」という店名は、
末次さんの母親が東京・杉並区荻窪で営んでいた料理屋の名を引き継ぎ、
その名前でレストランを開いたからだそうです。
というのは、幼少の頃に父を亡くし、母親が料理屋をやりながら育ててくれたこと、
母親が死の間際に「もう一度のんべえ大学をやりたいね」と言い遺したことがあり、
その名前を使って念願の店を再び開店したそうです。
末次さんがレストランで大切にしていることは?
70歳を超え、体力的には大変なはずです。
しかし、母親の夢をかなえること、自分のお店を持ち、カウンターに立つことで
「お客様との距離が近くなった」と語る末次さん。
それぞれの方が持つ嗜好に合わせて、好みのもの、メニューにないものでも
創作することができること、対話を通してつながることを大切にされています。
人との繋がりを大切にして今でも料理屋に立つシェフ。
穏やかで物静かな方だそうですが、全てにおいて相手を思い、
心を込めて料理を作られ続けています。
<詳細情報>
名前 :のんべえ大学 Nonbe Daigaku Restaurant Japonais
住所 :Av.Adolphe-Buyl31,1050 Brussels
電話 :02-649-2149
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最後に
いかがでしょうか。
日本食材をベルギーで簡単に購入出来る流通基盤を作り上げた方でもあります。
まだまだ日本のものは高価ですが、
和牛、日本酒、日本の野菜(木の芽、花穂紫蘇、南瓜、じゃがいも、さつまいもなど)
約40年前には欲しくても手に入らなかった日本独特の食材が
ベルギーに入ってくるようになり、日本食ブーム、健康食ブームもあり
レストランで自宅で楽しまれています。
末次さんのような日本人の先人の方たちが築いた道は
一言では言えないくらい大変なものだったことでしょう。
改めて感謝の気持ちと、今後も末永く健康でご活躍されることを心より願っています。
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