以前より、テレビ番組などの特集で
「東京都でありながら独自の文化・慣習を持つ」
ということで興味があった自然の多い島、青ヶ島。
気になったため、調べてみましたので紹介したいと思います。
次の休暇で過ごす地を考えているあなたに・・・
もしかするとピッタリの場所かもしれません。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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まず、青ヶ島はどこにある?地図上では・・・
東京から358km、南に位置する絶海の孤島「青ヶ島」。
伊豆諸島にある火山島で、周囲は約9km、面積は5.98平方km。
東京都の村の一つです。
青ヶ島は、東京都でありながら、人口は約200人。
日本一人口の少ない村でもあります。
実は、青ヶ島には、「○○町○○番地」という細かい住所がなく、
島内全域において、住所は「〒100-1701 東京都青ヶ島村無番地」なのだそうです。
はじめて、このような住所を知りました。面白いですね。
青ヶ島へは、直行便がなく、乗り換える必要があります。
そのため、八丈島を経由して、船かヘリコプターでアクセスします。
空路であれば、羽田から八丈島まで約1時間、八丈島から青ヶ島までヘリで約30分です。
青ヶ島だけにある、絶景のカルデラとは?
青ヶ島は活火山を取り囲むようにできた島です。
度重なる噴火で、外側の山と内側の山(丸山)の間、
そして丸山の内部に二重の凹み(へこみ)が形成されています。
この凹みは、カルデラと呼ばれます。
カルデラとは、地下のマグマが大量に流れ出した後、
マグマがあった部分の空洞が陥没した後にできる凹みのことです。
青ヶ島は約3000年前に大規模なマグマ水蒸気爆発が起こり、
その後、今のカルデラの状態になったといわれているのです。
青ヶ島は、周りを断崖絶壁に囲まれており、
その高さは、低い所で約50m、高い所では200mにも達します。
峰伝いに一周する遊歩道は、様々な景観を楽しむことができます。
また、島のシンボルである内輪山の丸山には、
自生するオオタニワタリが放射状模様に見えます。
この2重の珍しいカルデラは、
島でもっとも高い「大凸部(オオトンブ)」と呼ばれる丘から、
一望することができるそうです。
絶景の青ヶ島が楽しめるベストシーズン・気候・気温は?
青ヶ島の気候は、温暖湿潤気候です。
残念なことに?青ヶ島そのもののベストシーズンはないそうです。
しかし、平均気温は冬期で10℃前後、夏期で26℃前後で、
どのシーズンに行っても、本州に比べるとより過ごしやすく感じるそうですよ。
個人的には、毎年8月10日に行われる、青ヶ島最大の祭事「牛祭り」に興味があるため、
その時期に合わせて訪れてみるのもいいかもしれませんね。
また、天然のプラネタリウムと呼ばれるほど、星空がきれいな青ヶ島。
特に空気が澄むといわれる、
秋から冬にかけて旅行するとみることができるといわれており、おすすめです。
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最後に
いかがでしょうか。
世界の中での類を見ない、
内輪山と外輪山を持つ世界的にも珍しい2重カルデラを持つ青ヶ島。
また、火山島で周りを断崖絶壁に囲まれており、砂浜がない地形。
自分のイメージする島、自然と実際の青ヶ島は異なっているようです。
昼間は、絶景の島内の観光、夜は満天の星空の下で自然を満喫してみたい・・・
すぐにはいけない場所、天候によっては交通手段がなくなる場所だからこそ、
いつか行ってみたい!と憧れが強くなりました。
今回の記事は、青ヶ島の場所、地形、気候、気温などの紹介でしたが、
こちらの記事では、青ヶ島内で走っている車が品川ナンバー?!
ということについて話しています。
⇒ 東京・青ヶ島は伊豆諸島!なぜ暮らしに必要な車は品川ナンバー?[たけし日本ミカタ]
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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