こんにちは。
夏野菜の代表、トマト。
自宅ベランダ、家庭菜園で気軽に育てることができる野菜として人気ですね。
かわいい小さな小粒をつけるミニトマトから大きくて食べ応えのあるトマトまで・・・たくさんの種類があります。
今回は、初心者でも、自宅でちょっと気を付けるだけで・・・より美味しいトマトが育つポイント!を紹介したいと思います。
是非、最後まで読んでいただければ幸いです。
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トマトの糖度とは?
糖度とは、甘さのことを指します。
平均的なトマトの糖度は「5」と言われます。
これよりも高値の場合、より甘くて美味しい高糖度のトマトが美味しい!ということになります。
家庭菜園時のトマトの糖度を上げるポイントは?
では、どうすれば、糖度の高い、美味しいトマトを栽培することができるのでしょうか?
それには、いくつかポイントがあります。
<トマトの糖分を上げるポイント>
-
トマトに水を上げすぎない
-
葉に十分光を当て、光合成をさせる
- 根っこに雨に直接当たらないように気を付ける
- 摘芯・摘果をする(難しければ、そのままでも問題ありません)
-
トマトの収穫をいそがず、タイミングを見計らう
-
収穫の時間帯は「朝」!
トマトに水を上げ過ぎない
美味しいトマトを作るために、一番重要なことは、「水分バランス」をコントロールすることです。
というのは、トマトは環境条件が厳しい時(ここでは、水が不足した場合を指します)ほど、ストレスを感じ、そのことにより、トマト自身がさらに甘くなる!?そうです。
では、どうすれば「水を上げ過ぎない」と判断できる状況でしょう?
まずは、プランターに植えて、トマトが成長し、花がつく時期・・・
プランターの土の状態を観察しましょう。
乾燥して白くなってきたら水を上げる!感じです。
おそらく1日1回、あるいは2日に1回、水を上げるイメージです。
これは・・・トマトの根は、水を求めて土の中で成長し、根が張り出してより安定した植物として成長します。
ただ、乾燥した状態がわかりにくい、プランター栽培だと乾燥しやすいなどの難点もあります。
そのため、はじめの実がつくまでの段階は、普通に水やりをしても構いません!
その後、花が終わり、緑の小さな実がなったら・・・
ここからが本番です!さらに水分量を減らしていきます。
この時期の水を上げるタイミングは、葉っぱが萎れて、下に垂れさがってきたら水を上げる!感じです。
葉に十分光を当て、光合成をさせる
トマトの糖度をあげるのは、「光合成」が必要不可欠です。
光合成は、水と二酸化炭素から酸素を作り出す工程で、光のエネルギーと葉緑素によりデンプンを作り出します。
このデンプンが糖度を上昇させる秘訣なのです。
根っこに雨に直接当たらないように気を付ける
根に水分が多くいくと、トマト自体の味が薄まり、美味しくありません!
そのため、軒下や玄関などに雨天時に一時的に取り込むなどして、できる限り水分が根に行かないよう工夫する必要があります。
また、地植えの場合、ビニールを敷くなどして、余分な水分が土に吸い込まれないように工夫しましょう。
摘芯・摘果をする
これは、面倒だな、難しそう・・・と思う方は飛ばしても大丈夫です。
ただ、この手間をかけてあげるだけで美味しさ倍増!です。
まず、摘芯とは・・・
上へ伸びていくトマトの茎を、ある高さの時点で芽を摘むことをいいます。
また、摘果は・・・
ある程度成長した果実の中で、極端に小さなものや新たに出てきた花などを摘むことを言います。
この、摘芯・摘果をするのはなぜか・・・?というと、
摘芯・摘果した分、栄養分は、育っている他の果実に移動します。
そうすることで、より大きく・濃縮した味の果実が収穫できる!ことを期待して、この行為をするのです。
因みに、ミニトマトは摘果を行いません。
トマトの収穫をいそがず、タイミングを見計らう
収穫をしても良いと判断する時期があります。
それは、トマトのヘタを見ると一目瞭然です。
ヘタの付け根までトマトが赤く色づいたら収穫する!と覚えましょう。
収穫の時間帯は「朝」!
光合成をする植物に言えることですが・・・
昼間に太陽の光を浴びて光合成をする植物は、夜の間に養分を蓄えます。
そのため、朝一番で野菜を収穫する=養分が最高潮で甘くて美味しい!状況のため、朝に収穫しましょう。
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最後に
いかがでしょうか。
なんだ、そんなことか!?と思ったと思います。
そう、とても単純なことなのです。
しかし、美味しい野菜、甘~い果実を口にするためには、日ごろのちょっとしたケアが大事だということを今回は学びました。
初心者で、上手くいかない!と思うなら、はじめはとりあえず水を与えてトマトを育ててみましょう。
そして、上手くいって自信がついたら・・・改めて甘くて美味しい究極のトマトを育ててみることも目標にしてもいいと思います。
是非機会があれば!トマト菜園にチャレンジすることをおすすめします!
きっと楽しめると思いますよ。
今回の記事はベランダでトマト栽培チャレンジ!美味しく糖分の高いトマトの育て方のポイントを紹介しました。
こちらの記事では、スーパーなどで見分ける、美味しいトマトの見分け方について話しています。
⇒ 美味しく甘いトマト!見分け方・選び方おすすめポイント紹介!平均糖度と見た目チェック
参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。
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