「ピーナッツもやし」という野菜があることを知っていますか?
確かにスーパーでは、豆もやし、緑豆もやしなどの名前を見かけますが、
あまり気にせずに「もやし」として、いつも購入しますが、
さすがにピーナッツもやしは・・・見かけたことはありませんでした!
しかし!実は福岡県の能古島(のこのしま)で、ピーナッツもやしが作られはじめ、
最近はダイエット食品として人気が出ているということを知り、驚きました!
ピーナッツこと、落花生の原産地は、南米アンデス地方です。
そのアンデス地方でも、この落花生の新芽は健康食材!として、
古くから食べられていたと言われています。
そこで今回は、この気になるピーナッツもやしについて調べたことを
紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
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健康食材「ピーナッツもやし」とは?
「ピーナッツもやし」は、生ピーナッツを発芽させたものです。
ピーナッツの新芽のことをいうため、
「落花生スプラウト」「ピーナッツ・スプラウト」「芽ピーナッツ」
と呼ばれることもあります。
「ピーナッツもやし」は、一般的なもやしの3~5倍も太く、
全長約5㎝(収穫時期によって変わります)、直径3~5㎜、重さ2~5gです。
色は、全体的に茶色っぽいですが、
茎は豆(ピーナッツ)の部分に比べてちょっと白めです。
味はもちろん!ピーナッツ味なのですが、調理方法により味の濃さが変わり、
天ぷらなど、油を使った料理では、より濃いピーナッツ味を楽しむことができます。
最初に2~3分ほど茹でてから調理するとよいそうですが、
おひたしなどにするとシャキシャキの食感が楽しめます。
和洋中どんな調理にも使える存在感のある食材です。
ピーナッツもやしの栄養成分と健康効果は?
ピーナッツには、様々な栄養成分が含まれることが分かっており、
実に優秀な食材です。
ただし、100gで562kcal、しかも約50%が脂質・・・
高カロリー食品のため健康・スリムボディーを目指す人にとっては、問題ですね。
しかし、ピーナッツに含まれる高い栄養価は、気軽に食べられる分、見逃せません。
というのは、ピーナッツには脂質だけでなく、
タンパク質、ビタミンB類、ビタミンE、オレイン酸、リノール酸、食物繊維、
オリゴ糖などが含まれています。
タンパク質は、血管、骨、皮膚、血液、筋肉や内臓などを形作る大切な栄養素です。
ビタミンB類は、代謝を高めて疲労を改善します。
ビタミンEは、抗酸化作用を多く含み、身体中のサビを取り除きます。
食物繊維は、老廃物を排出して肌荒れを改善し、美肌・アンチエイジングができます。
不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸は、血管拡張作用、
血液中のコレステロールを下げる作用があり、
動脈硬化の予防や生活習慣病予防が期待できます。
なぜピーナッツではなく、「ピーナッツもやし」が優秀なのか?
ピーナッツもやしは、何がピーナッツと違うのか?というと、
カロリーがピーナッツより圧倒的に低い!のです。
これは、ピーナッツが発芽する際に、
ピーナッツ内の糖質・脂質などのカロリーを使用して成長するためです。
そのため、ピーナッツもやしのカロリーはピーナッツの7~8分の1!
カロリーも、100gで78kcalとなり、
ピーナッツの高い栄養価を持ちながら低カロリーという、
理想的な食材に変化します!
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最後に
いかがでしょうか。
地元福岡の能古島で作られ始めたこのピーナッツもやしは、
最近、低カロリー・高栄養ということで注目を集めており、
今では各地で作られ、また通販で購入することもできるそうです。
「能古島=うどん」・・・という私の方程式は書き換える時が来たようです。
次回当地を訪れる際は、ピーナッツもやしもぜひ味わってみたい!と思いました。
皆さんも、近所のスーパーなどで見かける機会があれば・・・
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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