水分の飲み過ぎ「水中毒」とは?病気の原因・症状・治療・予防法・1日必要水分摂取量!

特に真夏。

暑い上に脱水症になりたくないため、水分を多く摂るように心がけている私。

ところが、水分を必要以上、腎臓の処理能力を超えるほど

急速に過剰に摂ることは

ある病気を引き起こすことを知り、驚きました。

その病気の名前は、「水中毒」。

 

体の中で働くメカニズムを狂わせ、重症例では死亡する可能性もあるそうです。

何事も取りすぎることは逆影響なのですね。

 

そこで今回は、この「水中毒」について調べたことを紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

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水分の取りすぎで起こる病気「水中毒」とは?

水中毒(英:water intoxication)とは、

過剰の水分摂取によって生じる中毒症状です。

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具体的には、体内の電解質濃度が狂うことにより、低ナトリウム血症や痙攣を生じ、

重症例では死亡に至ると言われています。

これは、体内の腎臓が処理できる尿の速度の限界(16ml/分)を超えるほど

急速に多量に水分を摂取することで、

血液中のナトリウム濃度(塩分の濃度)が低下し

希釈性低ナトリウム血症を引き起こすため、

水中毒に陥ると考えられているのです。

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水中毒の原因は?

水分の過剰摂取が直接の原因で、血液中のナトリウム濃度が低下し、

電解質のバランスが崩れるために希釈性低ナトリウム血症になります。

 

水中毒は、自閉症や統合失調症の患者に多いことが知られています。

不安、幻覚、妄想、焦燥などの症状から、多飲になります。

統合失調症の慢性期に抗精神病薬の副作用で口渇感が強くなり、水中毒になります。

自閉症では、抗精神病薬の服用にかかわらず多飲する患者が多くみられます。

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また、経尿道的前立腺切除術や経尿道的・経子宮頸管的内視鏡手術後においても

発症する可能性があると言われています。

下痢などで激しい脱水症状を起こした際、水やスポーツドリンクを大量に与えると、

ナトリウム濃度が低すぎるため、特に乳幼児において低ナトリウム血症になり、

水中毒を引き起こします。

ダイエット時の空腹を紛らわすために、水分を多量に摂取することでも

水中毒になります。

水中毒の症状は?

血液中のナトリウムイオン濃度の低下に伴い、以下の症状が生じます。

軽度では、軽い疲労感、むくみ、頭痛、口渇感、めまい、多尿・頻尿、下痢

悪化すると吐き気、嘔吐、錯乱、意識障害、痙攣、昏睡、呼吸困難など

の症状が現れ、死に至る場合もあります。

水中毒の治療は?

基本は、水分を制限することです。

腎臓の機能に問題がない場合は、

水分を制限するだけで血清ナトリウム値が改善します。

 

症状が重い場合は、輸液によるナトリウムの補充が必要です。

しかし、低ナトリウム血症を急速に補正すると、

脳幹部の神経を損傷する恐れがあるため

時間をかけてゆっくりと補充していく必要があります。

水中毒を予防するためには?

1回の飲水量の制限、少量ずつ何回かに分けて飲むことをおすすめします。

喉が渇いたら経口補水液(スポーツドリンク)を摂取するといいでしょう。

また、水やお茶と共に梅干し、塩飴などを一緒に食べるといいですね。

因みに、私たちは1日に2.5Lの水分が必要といわれています。

それは、年齢、性別、体格などの個人差はありますが、

汗や不感蒸泄などで普通に生活しているだけでも、

1日2.5Lもの水分が気付かぬうちに失われているからです。

食事内の水分や体内で作られる水分量は約1.3Lのため、

不足分の「1.2L」を新たに水分補給する必要があります。

 

1日の必要水分量1.2Lを1回で飲みきるのではなく、

喉が渇くたびに口を潤しながら飲み、夜寝るまでに全て飲みきる・・・

ことを目安にするといいですね。

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最後に

いかがでしょうか。

 

激しい運動、真夏の暑い日は、しっかりと水分補給する必要がありますが、

水を多量に飲むのではなく、喉の渇きに応じて、適宜水分を補給する!

ということを覚えていただければ嬉しいです。

何事も、少なすぎず、多すぎず。

脱水も嫌ですが、水中毒も嫌ですね。

症状を知り、何か異常を感じたら早めにお医者様にかかることをおすすめします。

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