皆さんは「利き尻」という言葉を知っていますか?
あるきっかけで知ったこの言葉ですが、
お尻?!ということで気になり調べてみました。
この利き尻があるか、ないかで腰痛やぎっくり腰などを引き起こす
原因になりかねないと知り驚きました。
そこで今回は、この「利き尻」について、
持っているかの確認チェック方法と改善ストレッチについて紹介したいと思います。
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
まずは、「利き尻」とは?
人には利き手、利き足があるように、
身体に左右のあるものは優位性が生じるそうです。
例外なく、お尻にも優位・劣位があり、
この「利き尻」は優位性のあるお尻と言われています。
利き尻に体重を乗せ続けることが、骨盤の傾きを招き、
腰痛、ぎっくり腰、坐骨神経痛、猫背の原因などにつながり、
頭部が傾くため肩こりの原因にもなるといわれています。
また、長時間座り続けて、いざ立とうとすると腰が重く感じる時は、
骨盤の歪みがリセットされないままだからだそうです
利き尻のチェック方法は?
では、利き尻であるかどうか、チェックしてみましょう。
<チェック方法1>
- 椅子に座り両腕を水平にあげて左右にスライドしてみましょう。
左右にスライドした際、左右のお尻に違和感を感じる場合は、
傾きやすい方が利き尻になっているといわれ、
差を感じなければ利き尻ではありません。
また、どちらか遠くまで手を伸ばすことができれば、その側が利き尻でしょう。
<チェック方法2>
- 左右どちらか一方に脚を投げ出し、床に横座りをしましょう。この時に身体を垂直に保つようにします。
- 反対側でも同じように横座りをしてみましょう。
- 左右を比較してみて楽な方で横座りしたときに、地面についている方のお尻が「利き尻」です。
利き尻を解消して腰痛・ぎっくり腰を予防する方法は?
腰痛の原因は、痛みの引き金となる筋肉の張る部位「トリガーポイント」が
こっているからだそうです。
トリガーポイントは、7割は実際に痛む場所とは異なる位置にある筋肉が原因で、
この部位の筋肉を揉みほぐすことで痛みが軽減するそうです。
利き尻がある場合、トリガーポイントは太ももの内側で、
この筋肉をほぐすことが大切です。
<トリガーポイントの揉みほぐし方法>
左右の太ももの内側を手で押し、痛みを感じる箇所をゆっくりともみほぐします。
また、利き尻を改善するためのストレッチが推奨されています。
<利き尻改善ストレッチ>
- 仰向けに寝転がり、片方の足を立てて、もう片方の足の膝の上にのせます。
- 息を吐きながら立てた足のひざ下を掴み、両手で体幹に向かって引き寄せましょう。
- 引き寄せたら20秒キープします。これを左右逆にして行いましょう。
骨盤と肩甲骨の歪みをリセットする立ち上がり方がある?
骨盤と肩甲骨のゆがみをリセットする立ち上がり方を実践することで、
利き尻を改善し、かつ、腰痛、肩こり、猫背などを改善できるでしょう。
- 軽く両手の甲でお尻の中央をさすり上げながら、立ち上がりましょう。
- 手の甲をお尻に当てたままの姿勢で歩くと、リセット効果がさらに高まります。また、立つことが難しい方は、座ったまま、両手の甲でお尻の中央をさすり上げてもリセット効果はあるそうです。
立ち上がる時に、骨盤と肩甲骨のゆがみを一気にリセットする方法です。
ポイントは、肩甲骨を寄せたままにすることだそうです。
思った以上に簡単ですぐに試すことができますね。
最後に
いかがでしょうか。
腰痛、特に突発的に起こる腰の痛みのぎっくり腰が起きると
実際に痛みがくると動けないほどの激痛に悩まされることでしょう。
日頃から腰に対する負担を軽減し、利き尻を改善することで
嫌な腰痛を予防することができることを知り、
早速実践してみたいと思いました。
是非皆さんも一緒にいかがでしょうか。
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