パニック障害とは?原因は脳内神経伝達物質?症状はパニック発作・予期不安・広場恐怖

皆さんは、「パニック障害」のことを知っていますか?

もしかしたら自分も・・・?自分の身近な人が?友人が?同僚が?

なんて、疑ってしまいます。

最近では、それほど身近な病気、症状として耳にするようになった「パニック障害」

 

今回は、その原因・症状などについて紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

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パニック障害とは?

パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を

三大症状とする病気です。

 

発作はかなり強く、死ぬのではないかと不安になる人が少なくありません。

パニック発作は、約30分~1時間程度でおさまりますが、繰り返すことが特徴的です。

当初は月に1回程度だった発作が、進行するにつれて、

月に2回、3回と増える傾向があります。

 

パニック発作は一般に、女性に多いといわれますが、男性にも起こります。

「panic attack」の画像検索結果

最近、パニック発作を起こし、病院で「パニック障害」と診断される人が増えています。

かつては心臓神経症や不安神経症のひとつとされていましたが、

ストレス性の不安症や神経症、あるいは心の病気と違う病気!

であることがわかりました。

日本でも病名が知られるようになったのはごく最近のため

パニック障害のことをまだ知らず、つらい症状に悩んでいる人が少なくありません。

 

パニック障害の原因は?

パニック障害の原因は、

脳内神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスの乱れといわれています。

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特に、セロトニンノルアドレナリンが関係しています。

セロトニンは、他の脳内神経伝達物質の情報をコントロールし、

精神状態を安定させる働きを持ちます。

ノルアドレナリンは、不安や恐怖感を引き起こし、

血圧や心拍数を上げる働きをします。

この2つ脳内神経伝達物質のバランスが乱れることにより、

パニック発作を引き起こす!と考えられているのです。

 

また、パニック発作の引き金になるものとしては、

過労、睡眠不足、ストレス、風邪などがあります。

また、家族歴があると発症リスクが高まることが知られています。

 

パニック障害の症状は?

パニック障害は、三大症状である「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」

が知られています。

症状はすぐに消失し、検査でも異常はみられません。

「パニック障害」の画像検索結果

パニック発作

パニック発作では、突然訪れる恐怖や強い不安による動悸やめまい、

胸が締め付けられるような息苦しさなどが現れます。

これらの症状により、「自分は死んでしまうかもしれない」と思うほどの

恐怖や強い不安感に襲われること、感じることがあります。

予期不安

パニック発作を繰り返すと、

また発作を起こすのではないかと心配することを予期不安といいます。

予期不安には、死への恐怖だけでなく、他の病気への心配、

発作を起こした時の不安(恥ずかしい、助けてもらえない、他人に迷惑をかける)など、

様々な感情が入り混じっているといわれています。

 

パニック発作は時間と共に治まりますが、

一度治まった後もしばらく時間をあけて繰り返します。

これを繰り返しているうちに、パニック発作を起こしていない時でも、

またパニック発作が生じるのではないかという心配を伴うようになり、

通常の社会生活を送ることがままならなくなることがあります。

広場恐怖

予期不安がエスカレートし、自分が発作を起こした場所に恐怖感をもちます。

さらに、いつ生じるかわからないパニック発作に備えて、

助けを得られない状況などを避けようとすることを広場恐怖といいます。

 

広場恐怖がさらに進行すると、

助けを得られない状況や発作から逃げられない状況を避けるようになり、

外出ができず、仕事や日常生活もままならず、家に引きこもるケースもみられます。

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このようにパニック障害は、パニック発作にはじまり、放っておくと、

パニック発作の繰り返し→予期不安→広場恐怖へと、

重症化するのが一般的な傾向です。

 

また、経過中にはうつ病を合併する恐れがあり、治療が難しくあるため、

発作を経験したら、早めに病院(心療内科や神経科、精神科)を受診し、

早期に診断・適切な治療をと生活指導を受けることが大切です。

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最後に

いかがでしょうか。

 

パニック障害は、誰にでも起こる可能性がある病気と知り、驚きました。

パニック発作が起こった時、約30分~1時間も症状が出ると聞くと、

そんなに長く続くのはどれほど苦痛・不安・恐怖にかられるか計り知れません。

しかし、調べていくうちに、このパニック障害は治すことができることを知りました。

そこで、次回はパニック障害の治療方法について紹介したいと思います。

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