フリーダイビング3種目8種類の紹介!息を止め潜水する究極スポーツ!

こんにちは。

 

ただ潜るだけではない、究極のスポーツ、フリーダイビング。

競技に挑戦する選手たちは、

常に生と死の極限の状態に身を置きながら闘っています。

 

今回は、そのフリーダイビングの競技において、

どのような種目があるのかを紹介したいと思います。

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フリーダイビングにはどのような種目がある?

まず、大きく分けて3通りの種目があります。

  • 海洋種目
  • プール種目
  • 特別種目

 

それでは、それぞれの種目を種類ごとに細かく見ていきましょう。

 

海洋種目

選手は目指す深度をあらかじめ申告し、その深度までロープが垂らされます。

ロープの先に付けられた円盤状のプレート(ボトムプレート)に

タグが用意されており、選手がこのタグを水面まで持ち帰り、

審判に見せてOKサインをするまでが競技の流れです。

 

コンスタント・ウエイト・ウィズ・フィン(CWT)
「CWT diving」の画像検索結果

一息で、フィンをつけて自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う、

フリーダイビングの代表的種目です。

あらかじめ申告した深度にあるボトムプレートのタグを持ち帰ります。

ターン時以外は、ロープを引っ張るなどして手を使うことは禁止されています。

近年、使用するフィンはモノフィンが主流ですが、

ビーフィン(2枚フィン)でもかまいません。

 

コンスタント・ウエイト・ウィズアウト・フィン(CNF)

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呼吸を止め、フィンをつけることなく

自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う種目です。

平泳ぎのようなスタイルで潜行、浮上する選手が多いそうです。

あらかじめ申告した深度のボトムプレートにあるタグを持ち帰ります。

ターン時以外は、ロープを手繰ってはいけません。

全身を動かさなければいけないので酸素消費が激しい種目です。

 

フリー・イマージョン(FIM)

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呼吸を止め、フィンを装着せずにガイドロープをつたって

垂直に何メートル潜れるかを競う種目です。

あらかじめ申告した深度のボトムプレートにあるタグを持ち帰ります。

下半身を使わないので比較的少ない労力で潜水ができるため、

ウォーミングアップに使われることも多い種目です。

(足の筋肉は大きく、より多くの酸素を消費します。

また疲労物質である乳酸を貯蓄しやすいと言われています)

 

プール種目

選手は目指す距離や息止め時間をあらかじめ申告して競技に臨みます。

いずれも、選手が水中から顔を上げ、ゴーグルなどを外し、

ジャッジにOKサインを出す!までが競技の流れとなります。

 

ダイナミック・アプネア・ウィズ・フィン(DYN)

「Free diving DYN」の画像検索結果

プール競技の代表的種目です。

フィンを使い、水面下をひと息で平行潜水して距離を競います。

 

ダイナミック・アプネア・ウィズアウト・フィン(DNF)

フィンを使わずに自分の泳力だけで、ひと息で水面下を平行潜水した距離を競います。

フィンの使用が禁止されていること以外は、DYNと同じです。

フォームに厳しいルールはなく、

素手と素足で進むならどのような動きでも構いませんが、

平泳ぎのようなフォームで泳ぐ選手が多いようです。

 

スタティック・アプネア(STA)

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水面で静止し、うつ伏せで浮かんだ状態で息を止める時間の長さを競います。

酸素温存のために、選手は身動きしません。

身体的な能力に加え、心理的なコントロールが大きく影響する種目です。

 

特別種目

これらは公式な大会種目になっておらず、

主に個人の記録挑戦を目的として実施されます。

機械を使用するため、より深く目指すことができます。

ダイバー自身の身体への負担も大きくなり、

潜水障害を起こす危険性が増大することから

安全管理の難しく、常に危険・問題と隣り合わせの競技でもあります。

競技の流れは、上の海洋種目と同じで、あらかじめ申告した深さを目指します。

 

ヴァリアブル・ウエイト(VWT)

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最高30kg のバラストと呼ばれる錘につかまり、

その重さのみであらかじめ申告した深度まで潜り、

浮上にはロープを手繰る、フィンキック、などの自力で浮上します。

海底を目指す時と浮上する時で使用するバラストの重さを変えることができます。

 

ノー・リミッツ(NLT)

「Free diving NLT」の画像検索結果

「ザボーラ」と呼ばれる潜行用の機械につかまって、あらかじめ申告した深度まで

何をしてもよいから、とにかく息継ぎせずに深く潜る競技です。

浮上は、ウエットスーツの中に空気を入れたり、

バルーンなどを膨らませて浮力で浮上します。

海洋競技の中では一番、身体の動き、酸素消費を抑えた種目で

最も深い極限を目指せる可能性のある種目です。

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最後に

いかがでしょうか。

 

よくテレビなどで紹介されるフリーダイビング、映画などで

採用されているシーンは、海洋潜水が多いことがわかりました。

 

無駄な動きをせず、平常心を保ちながら、

最後の一息になるかもしれない呼吸をして海に潜っていくこのスポーツ。

単純に見えて、奥が深い、究極のエクストリーム・スポーツ!の一つ

といえるでしょう。

 

今回の記事はフリーダイビングの種目・種類の紹介でしたが、

こちらの記事ではTV番組で紹介されたフリーダイビングの世界記録保持者の

アレクセイ モルチャノフさんについて話しています。

参考になる部分も多いと思うので、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

  ⇒ フリーダイビングとは?世界記録保持のYouはアレクセイ・モルチャノフ!


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