テレビ番組「激レアさんを連れてきた」（毎週月曜日23時20分～24時20分）で
2018年12月24日に
「自分で考えた特撮ヒーローの衣裳を作ってコスプレしていたら、
テレビ局から『ウチでドラマやらない?』と言われ、
手作り特撮ドラマを本当に放送した人」
という放送があります。
気になり調べてみました。
この自分で考えた特撮ヒーローの衣裳を作ってコスプレしていた方は、
新潟県に住む星知弘さんのようで、地元、長岡栃尾地域で活動しています。
そこで、今回は、星さんのこと、ご当地ヒーローの
テレビドラマ化・映画化について紹介していきたいと思います。
是非最後まで読んでいただければ幸いです。
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自分で考えた特撮ヒーローの衣裳を作ってコスプレをする星さんとは？
お名前は、星知弘（ほし ともひろ）さん
身長188㎝、体重88㎏
新潟県長岡市栃尾在住です。
職業は、油揚げの店、毘沙門堂本舗の店主。株式会社毘沙門堂の代表。
仮面ライダーなど昭和の特撮ヒーローのファン。
長岡市栃尾にある油揚げの毘沙門堂本舗の店主をされています。
美味しそうな油揚げ・・・
また、炎の天狐（ほのおのてんこ）トチオンガーセブンを手掛ける
児童向け特撮映像事業部「毘プロダクション」を持つ、
株式会社毘沙門堂の代表もされています。
公式ツイッターはこちらから⇒ 炎の天狐 トチオンガーセブン【公式】
なぜご当地ヒーロー「トチオンガーセブン」が生まれたのか？
これは、一重に星さんの熱い思いが・・・かかわっています。
昭和の特撮ヒーローのファンである、星さんは、2015年に
地元・栃尾ゆかりの「キツネ」をモチーフに「トチオンガーセブン」を考案しました。
「子どもの頃、正義の味方がもがき苦しみ、
生き抜く姿から社会の厳しさや郷土愛を学んだ」と語る星さん。
子どもは皆ヒーローに憧れました。
しかし、現在は・・・「新しい魅力あるヒーローが出てこない！」ことに
不満があったようです。
この現状を変えようと、2015年に自ら企画・考案したことが始まりです。
企画した星さんは、趣味を超えて・・・自ら主役を演じる他、
コスチュームを製作して地域のイベントに参加しはじめました。
当初は店のマスコットにするつもりで始めたと規格でしたが、
その姿が、ヒーローとして地元の子供たちから大人気！
炎の天狐トチオンガーセブンとは？
トチオンガーセブンは、友達愛！家族愛！郷土愛！に献身する正義の味方！です。
実は、トチオンガーセブンは・・・
現代人である主人公、「星 狐太郎（ほし こたろう）」と
「狐の神・トチオンガー」が融合して、「トチオンガーセブン」が誕生します。
この主人公の星 狐太郎は、星さん自身が演じています。
設定としては、
平安時代に狐の神・トチオンガーと共に悪者である「蛇王ゲドロン」と
戦った人物を先祖に持つ・・子孫で、本業は油揚げ職人だそうです。
このトチオンガー、7つの必殺技を持つそうです。
しかし、狐の神が瀕死の状態の時に狐太郎と融合した・・・ことから、
その秘密を解き明かさないと7つの必殺技が使えない！そうです。
因みに悪者の「蛇王ゲドロン」。
平安時代にヤマタノオロチを使って主人公、星狐太郎の先祖と戦った蛇王一族の首領で、
現代に復活して人類征服を企んでいる！という設定です。
かなり・・・悪者ですね。
「炎の天狐トチオンガーセブン」のドラマ化？
実は、2017年8月に民放局「新潟テレビ21」で全6回のドラマとして放送されました。
テレビドラマの名前は、「炎の天狐トチオンガーセブン」
トチオンガーセブンを主人公とする、テレビドラマシリーズのタイトルでもあります。
星さん自身が幼少期（1970年代）に接した特撮番組に描かれていた
様々な大切なメッセージを伝える！ことも
制作の理由としており、当時の作品の持つイメージを
主題歌や映像に反映させています。
炎の天狐トチオンガーセブンは映画化される？
2018年には「劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦!!」
が製作され、11月18日に新潟市、長岡市で特別上映されました。
2019年には東京都内での上映が予定されているそうです。
映画化は、星さんが作品の題材探しに柏崎市を訪れたことがきっかけでした。
この柏崎市は、星さん自身が高校時代を過ごした思い出のある場所で、
地元企業関係者らから「市のPRに」と柏崎を舞台にした映画撮影を持ち掛け・切望され、
恩返しをしたいと決意したことから始まります。
引き受けたのはよかったのですが、資金面や監督選びなど課題が山積みでした。
特に監督選考が大変でした。というのは、資金が足りず、ほぼ無報酬・・・だからです。
案の定、複数の監督に撮影を断られる中、最後に「駄目元」で
橋本監督にオファーを出しました。
「相棒」「探偵はBARにいる」を手掛けた名実共に持つ橋本監督です！
実は、橋本監督は新潟県出身。
新潟明訓高時代の知人を通じ、「ただ同然の報酬」での依頼を快諾してくれたそうです。
橋本監督は後に「故郷新潟のヒーローに深く携われる機会が訪れたことに、
驚きと喜びを感じる。精いっぱい、トチオンガーセブンを羽ばたかせたい」
と語られています。
尚、映画は約1時間20分で、柏崎市東本町の閻魔堂などを舞台に撮影されました。
柏崎市出身で元「モーニング娘。」メンバーの小川麻琴さん、
「ウルトラマンレオ」で主役・おおとりゲン役を演じた真夏竜さんも出演する！
そうです。楽しみですね。
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最後に
いかがでしょうか。
自分自身が憧れ、ヒーローと共に育ったことが・・・
その後の星さんの人生を支えてこられました。
星さんは、「子どもたちが特撮から受ける影響は生涯続く。
弱い者のために戦うヒーローの勇ましさを、子どもたちに見せましょう」
と言われています。
確かに、私自身も毎週土・日曜日の朝にある特撮ヒーローのテレビを
欠かさず見て育った記憶があります。
テレビ・映画などメディア媒体も、子供の教育、道徳など大切な人生の教訓を
伝えることに大事な役目をしていると思います。
やっぱり、ヒーローが話すこと、取っている行動は、そのまま真似て話したり、
アクションしたくなりますから・・・
今後も、星さんをはじめ、トチオンガーセブンにかかわる関係者の方々の
ご活躍を期待し、応援していきたいと思いました。
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