輪ゴム「オーバンド」杉原正博さん(㈱共和、社長)プロフィール・経歴[マツコの世界]

輪ゴムの箱。

どこかで必ずと言っていいほど、目にし・手にし・使っている「オーバンド」!

輪ゴム業界、トップシェアを誇っています。

 

その会社の社長が、2018年9月11日

「マツコの知らない世界」(TBS 毎週火曜日)に出演されます。

 

調べていくうちに知ったことが・・・

病院時代によく使う機会があったドレープテープ。

あれも、この会社が作ったもの!だと知り、驚きました。

「ゴム オーバンド」の画像検索結果

というのは、このオーバンドの会社、株式会社共和は

蓄積されたノウハウを応用して、さまざまな新商品を開発し、

医療分野にも進出していたのです。

 

かなり、気になってきて・・・調べてみました。

一見、温和で柔和な杉原社長のことについて、今回紹介したいと思います。

是非最後まで読んでいただければ幸いです。

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杉原正博社長のプロフィールは?

名前は、杉原正博(すぎはら まさひろ)さん。

1965年生まれ

大阪府寝屋川市出身

天理大学外国語学部卒業

現在、株式会社共和の取締役社長をされています。

高校3年生のころ、父親が経営する会社が倒産されました。

一度は大学進学の夢をあきらめ、調理師を目指そう!と思ったそうです。

「ゴム オーバンド 杉原正博」の画像検索結果

しかし当時、母親・父親から大学に行った方がいいとすすめられました。

「アルファベットが好きだった・・・」という理由で

天理大学の外国語学部への進学を選びました。

ただ、「授業料はださん!」と言われたため、

大学4年間はアルバイトばかりしていたそうです。

 

大学とアルバイトの両立は大変だったと思います。

それでもあきらめなかったのは、さすがです!

 

杉原正博社長の経歴は?

1985年 株式会社共和へ入社します。

営業職につき、苦労したといわれています。

人柄で、お得意さんから注文が取れるようになり、成績は良かったようです。

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一度、海外子会社の出向話がありますが、バブルで話が流れ、別営業所に配属されます。

その後、再度、海外の事業部に出向の話があり受諾、

2008年 マレーシアのゴムバンド工場「CEC」へ出向されます。

2015年6月に日本に戻り、執行役員へ。

2017年4月 代表取締役社長に就任されます。

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実は、マレーシアにいた時代、初めて従業員のボイコットにあったそうです。

 

というのは、日本の会社ではありますが、相手はマレーシアの方々。

仕事に対する考え方、価値観が違うことに悩んだそうです。

日本は、様座な経験をしながら働き、昇進し、給料も上がり・・・

というパターンですが、

 

現地は、はじめにオペレーターとして入職したら、

最後までオペレーターをし続けること、

年齢と共に給料は昇級するが他部署・他の仕事には興味がない・・・

という考え方だったそうです。

「フェア」という言葉をよく使うが、日本とマレーシアの間で言葉の違いが浮き彫りに。

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組合ができ、ボイコットも経験し・・・と悪戦苦闘したそうですが、

最終的に話し合いをし、落ち着かれたそうです。

 

原材料の供給が止まれば、会社自体が成り立たない中、コミュニケーションを忘れず、

相手の立場もくみ取りながらより良い方向に導くことは難しいと思います。

 

そんな修羅場をくぐり抜けてきた杉原さんはだからこそ、

前社長は目をかけたのでしょうね。

 

株式会社共和の出会いは偶然?!

大学4年目、卒業が控えているため、そろそろ就職活動と考えられました。

しかし、「やりたいことがなかった」そうです。

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ある日大学の就職課に行ったそうです。

「どこかいいところはないか?」ときいたら、職員さんからアドバイスが!

 

それは、ちょうど杉原さんが就職課を訪れた当日に、

偶然にも「株式会社共和」の海外事業部の次長(後の部長)が同大学卒業で、

「卒業する学生を1人探している」といって大学訪問した日だったそうです。

 

杉原さんいわく、

「絶対入社しようと思うより、面接を受けてみようと思い、行ってみた」

という会社面接。

面接官に「背も高いし、声も大きいから大丈夫だろう・・・」と言われ、

就職が決まったそうです。

 

偶然が引き寄せた幸運。

その日、そのタイミングで、動いてみようと思った時、

神様は幸運を運んできたのだと思います。

 

杉原さんが印象に残っている言葉は?

それは、最初に入社した際に言われた会社直属の上司の言葉だそうです。

「チャンスを与えられたら絶対につかめ!」

この言葉を胸に刻んで働いてこられました。

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というのは、ライバルが多い世代のため、「No」という前にまずやってみること、

やり始めて方向修正していくことを大事にしています。

 

話し方も温厚な杉原さんですが、芯が強く、やる気に満ちていることが感じられます。

社員の方が出した案も積極的に取り入れられており、

今後も目が離せませんね。

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最後に

いかがでしょうか。

 

2023年に創業100周年を迎えるそうです。

会社の若返りを図り、

「やる気のある人」「学歴は重視しないこと」「声の大きい人」「明るい人」

というポイントで人材募集をし、更なる会社の発展に向けて努力されています。

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「大ヒット商品開発というのではなく、会社イメージが

『オーバンドの会社は面白いことをやっている会社』と思ってもらえるよう頑張っている」

と話す、杉原さん。

 

今後も社員の方々と共に、様々な分野で商品開発をされることでしょう。

心から応援すると共に、今後の商品を楽しみにしたいと思います!

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