こんにちは。
「エアーかおる」というタオルの名前は聞いたことがありますか？
最近、話題になっている、一度使ったら辞められない・・・
90%を誇るリピート率！！という驚異の数字をたたき出している！タオルです。
8/30放送テレビ番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京系、毎週木曜22:00～)
で紹介されると知り、気になるため調べてみました。
実は、このタオルに使われている、「撚糸；よりいと」。
この糸が、とても凄く、驚きの効果を生み出しているとか・・・
そこで今回は、このタオルを生み出すきっかけになった、
撚糸工場の社長、浅野雅己さんについて、その撚糸が誕生する秘話、
タオルになって売れなかった時期のヒット商品が生まれるきっかけ?!を・・・
紹介していこうと思います。
是非最後まで見ていただければ幸いです。
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「エアーかおる」を作った社長、浅野さんのプロフィールは？
名前は、浅野雅己(あさの まさみ)さん
1960年生まれ、岐阜県安八町出身。
奥様は、真美さん。
福島大学教育学部卒業。
現在は、浅野撚糸株式会社 代表取締役社長（2代目） をされています。
社長、浅野雅己さんの経歴は？
大学卒業後、小学校の教諭を3年、憧れの中学校の体育教諭を1年されたそうです。
先代社長、父親の博さんが1969年に創業した会社。
会社を継ぐことと、夢の体育教諭になれたことで大変迷われていたそうですが、
同時期にお母様が病気になったことをきっかけに、
念願の職業から、家業を継ぐことを決意されました。
1987年浅野撚糸株式会社に入社
1995年浅野撚糸株式会社の社長に35歳で就任されました。
浅野撚糸のオンリーワンの技術は偶然生まれた？
大手企業が生産拠点を中国に移したことから仕事が激減し、
廃業の危機に陥ったそうです。
大手繊維会社「クラレ」が開発した、
非常に扱いにくいと不評だった「お湯に溶ける糸」を使用して
タオルへの実用化を目指します。
老舗タオルメーカー「おぼろタオル」と研究・試作を繰り返します。
4000枚以上の試作を重ねた結果・・・
おぼろタオル側の思わぬ「勘違い」でパイルの部分に伸びる糸を使ったところ、
今までにない肌触りのタオルが出来てしまった・・・奇跡！
目指すオンリーワンの技術が生まれ、特許取得をされました。
タオル「エアーかおる」が売れない窮地を救ったのは、妻・真美さんの言葉?!
タオル「エアーかおる」を2007年に発表されました。
ただ、発売当初は、知名度も低く、毎月50枚程度しか売れなかったそうです。
素材はいい、ようやく目指すタオルの完成にこぎつけ、自信がある・・・
それなのに「売れない」ことをなやんでいた社長。
窮地を救ったのは、妻・真美さんの言葉だったそうです。
「こんなに水を吸うのなら、半分のサイズでいいわ」
その言葉に「ハッ」とした社長。
そして出来たのが、半分サイズのバスタオル「エニータイム」なのだそうです。
洗濯物として干す際は、今までの半分のスペースで、
ハンガーに干すこともできる！ということで・・・
主婦の間で人気が出て、大ヒット商品になりました。
主婦目線、ちょっとしたつぶやきから生まれたこのタオル。
大ヒットのきっかけになったことから、社長は感謝の気持ちを込めて、
真美さんの似顔絵をタオルの帯に描いています。
「エアーかおるＸＴＣ エニータイム」
通常バスタオルの半分サイズ
価格：2376円(税込み)
なぜタオル「エアーかおる」は売れる？リピート率が高い？
それは、タオルが持つ5つの特徴が私たちを納得させるから！だと思います。
柔らかく、肌触りの良さが特徴です。一般的なタオルより吸水性が５割以上高く、ぬれた後の乾きが早い。洗濯を重ねてもボリューム感がなくなりません。細かい繊維が抜け落ちる『毛羽（けば）落ち』も少ないです。
決して、ダメもとでお試し・・・という価格からすると
私にとっては冒険する値段です。
しかし、他のタオルと比較して、
使う側、顧客の私たちが思わず「また使いたい」「これじゃなきゃ嫌」と
思えるからこそ！リピーターが増えたのだと思います。
リピーターが高い ＝ 顧客満足度が高い
→→→ 自分でも試してみる価値あり！
なのではないでしょうか。
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最後に
いかがでしょうか。
様々な企業、会社が時代の流れと共に変化していきます。
その変化の中で、廃業まで追い詰められたところからの復活。
案をだし、試作し、結果を見て、さらに案を練り直す・・・
他の会社・企業と協力しながら、オリジナル商品を作っていく姿は素敵なことです。
「世界一の撚糸屋」を目指して・・・！頑張っている浅野社長をはじめ従業員の方たち。
今後のさらなる活躍とますますの発展を願って止みません。
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