こんにちは。
カナダに来て、3年半。
ケベック州に移民・永住権を取得することを目指して頑張っています。
今回は、PEQクラス申請後にケベック州よりインタビューの招集があり、
行ってきました。
呼び出しの手紙を受け取ってからインタビューまで、12日間!
その12日間で自分の人生が大きく変わろうとしていることは、
焦り、憤り、不安、心配・・・たくさんのマイナス要素と
それを覆すぐらいの大きなプラス要素がありました。
今回は、そのPEQクラス申請後の、
インタビューについての流れ、準備、当日の流れについてまとめたいと思います。
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カナダ永住権取得の流れは?
ケベック州移民プログラムでは、以下の2段階のステップを経て、
晴れてカナダ永住権を取得する流れになります。
①ケベック移民局に申請書を提出し、CSQ;Certificate of Selectionを取得する。
②CSQを取得後、カナダ連邦政府の移民局にカナダ永住権を申請する。
2段階が済めば、カナダ永住権取得!という流れです。
PEQプログラムとは?
PEQ (Programme de l’expérience québécoise)プログラムとは、
「ケベック・エクスペリエンス・プログラム」のことを言います。
2つのカテゴリーがあり、
留学生 カテゴリー
・・・ケベック州の教育機関で申請資格を満たす学位;ディプロマを取得した卒業生
・18歳以上であり、卒業後にケベック州で就職、定住する意思があること
・PEQの要件を満たすケベック州のディプロマを取得済みであること。あるいは、6カ月以内にプログラムを修了見込みであること
外国人就労者 カテゴリー
・・・ケベック州で高スキル就業経験を積んだ就労者
・18歳以上であること
・申請時に就労者としての合法的なステータスを保有し、ケベック州に居住していること
・申請から遡って2年間の内、少なくとも1年以上、就労者としてフルタイムの職務経験を有していること
因みに、両方のカテゴリー共通で、申請する時に
中上級レベル(B2)のフランス語スキル(聴き取りと会話)の証明が必要となります。
PEQクラス申請後の流れは?
CSQ申請から、発行までのプロセス期間は公式発表では、「20営業日」となります。
ただし、ここでフランス語能力チェックのために
インタビューに呼ばれることもまれにあります。
CSQを無事受け取れば、今度は連邦政府に必要書類をだし、永住権の審査を待つことになります。
PEQクラスでインタビューに呼ばれると?
まず、ケベック州政府より、ファイル・オープンの書類が届きます。
その後、「書類チェックに時間がかかっていること、さらに詳細を確認している」
との文書が届きます。
私の場合は、ここまでの期間は、きっかり2週間でした。
そして、その後2週間で、「Convocation à une entrevue」という、
インタビューへの招集の書類が届きました。
書類が届いてから、インタビューまでの時間は12日間!
仕事・休日の調整、フランス語学校・プライベートレッスン申し込みと参加、
そして自宅では、パートナーと徹底予行練習!をしました。
PEQクラス、インタビュー当日の流れは?
当日は、書類上に提示されている日・時間に合わせて動きました。
時間の10分前くらいに指定された場所の部屋に入りました。
椅子が置いてあり、私以外の受験者はいません。
予定時間に前の受験者が退室したため、私の受験時間は5分遅れでした。
面談が始まる前に、挨拶・自己紹介・結果が出る流れについて
試験官から説明があります。
私は女性の方。初めはゆっくり話すのかな?と思ったら大間違い!
早口・対話形式でどんどん質問が飛んできます。
気が付くと30分かからず・・・「終わりだから帰っていいよ」と言われました。
実は当日、緊張のためか、朝から何も手がつかなかったので、
約2時間前に場所確認を含めて現地に行ってみることにしました。
Googleで調べた住所に行ってみたのですが、建物がない!ので慌てました。
近くの学校に入って聞いてビックリ。
住所の通り名の後についている東・西の明記を確認しておらず、東に行くはずが西に来てました!
ということで、地下鉄で慌てて東へ。
会場は、駅から近くの州政府の中だったので、無事にたどり着くことができました。
PEQクラス、インタビュー後は?
CSQをもらえるかどうかの結果は、2週間後だそうです。
無事にCSQがおりれば、その後はカナダ連邦政府へ書類提出という流れになります。
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最後に
いかがでしょうか。
PEQプログラムで、かつ指定された大学のフランス語コースを修了している・・・
にもかかわらず呼ばれたインタビュー。
学校卒業後、1年以上空いていたので、招集を受け取った時は慌てました。
私が2日間だけ通った、語学学校のプライベートコースは、とても有意義でした。
なんといっても、フランス語をブラッシュアップできたし、
予想される質問、自分の回答を見てもらえた上に、
「なぜ、カナダ・ケベック州に移民したいと思ったのか」
「なぜ、過去のキャリアを捨て、今の自分があるのか」など、
自分自身を見つめなおす、大切な12日間になったと思います。
結果はまだ出ていないため、今後のことはわかりません。
でも、夢はまだ終わっていないし、始まったばかり。
転んでも転んでも・・・起き上って、前を向いて歩こうと思います。
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